三菱 RVR 新型車解説(1/2)
- 筆者: オートックワン 編集部
- カメラマン:村西一海
三菱 RVR、復活したらこうなっちゃいました!
この車名じつに懐かしい。三菱RVRが、装いを新たに復活だ。1991年から約10年間、オフロードでの走行性能も備え、ジャストフィットなトールワゴンとして、一定の人気を得たこのRVR。
しかし2000年に入り、その安定した需要にも陰りが見え始め、2年後にはついに製造及び販売が終了。それ以降、あまりこの名前を耳にすることさえなくなった。
一見、RVRの歴史に幕が降ろされたかのように思えた昨今、ここへ来てなんとRVR復活の情報が昨年末に飛び込んできたのだ。あのRVRがぁ!?と半信半疑ながらも、SUV好きの筆者にとってはどこか心踊らすうれしい知らせだった。
ご覧の通り噂は本物で、しかも第一印象はものすごくカッコイイ!
スタイリングもトールワゴンタイプから、コンパクトSUVタイプへと、時代に合わせて洗練されたプロポーションへシフトチェンジ。先代RVRを知っている人なら、コレがRVRか!?と実に見違えるほどだろう。
さて、そんな個人的な感想はともかくとして、早速、新型RVRの新車解説へ移りたいと思う。
まず新型RVRのコンセプトは、コンパクト化するSUV市場の流れに狙いを定め、低燃費、且つ低価格を訴求するといった内容だ。
ターゲットユーザーも、子供を持たない若い夫婦、または子育てが終わった夫婦といったアクティブで身軽な層へ的を絞っている点も、シティSUVの要素を最大限引き出せると理解できる。
ではそのボディサイズはというと、全長4,295mm×全幅1,770mm×全高1,615mmと確かにSUVとしてはコンパクトなサイズなのだが、ホイールベースはアウトランダーと同じ2,670mm。
実は前後席間はそれなりのゆとりを備えており、コンパクトなのに快適だ。RVRのライバルとなる日産のデュアリスと比較しても、全高は同じものの、全長は-20mm、全幅は-10mmと、さほど変らないがRVRの方が数値上では若干小さいことがわかる。
つまり新型RVRのプロポーションがイメージし難いという方は、上記のようにデュアリスの大きさをイメージしていただいて結構。さらに取り回しも、大きなクルマの運転が苦手だという女性でも、このサイズなら問題はなさそうだ。
デザインでパッと見、眼に付くのは、ギャランフォルティスやランエボⅩ譲りの、睨みを利かせた通称ガンダム顔こと、逆スラントノーズのフロントフェイスだ。従来はセダンタイプだけに用いられてきたこのフロントフェイスだが、今回のRVRの他では、実は最近改良されたばかりのアウトランダー・ローデストでも見ることができる。
徐々にSUVでもガンダム顔が見られ始めてきたわけだが、率直な感想、とても似合っていると感じる。ヘッドライトはスーパーワイドHID式を採用しており、左右アングル約80度という広範囲の照射を可能にしている。これはハロゲンの3倍の面積を照らせるとのことだ。
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