100万円で買えちゃうコンパクトSUV! これなら無理なく買える 中古コンパクトSUV オススメ3選

  • 筆者: 小鮒 康一
  • カメラマン:MOTA編集部・スズキ・ダイハツ工業・三菱自動車工業
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未だに高い人気をキープし続けるクロスオーバーSUV。特にこれからの季節は大活躍してくれるシーズンとなるだけに、購入を検討している人も多いのではないだろうか? そこで今回は、軽自動車やコンパクトカーから乗り換えても違和感の少ないコンパクトクラスのクロスオーバーSUVのなかから、予算100万円で狙えるクルマ3車種をピックアップする!

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  1. 現行型コンパクトSUVだが、初期モデルは早くも100万円の予算で購入可能に!「スズキ イグニス」
  2. ライズ/ロッキーのご先祖は本格的な縦置きエンジンレイアウト!「トヨタ ラッシュ/ダイハツ ビーゴ」
  3. 3代目は“ミニアウトランダー”のポジションに!「三菱 RVR」

現行型コンパクトSUVだが、初期モデルは早くも100万円の予算で購入可能に!「スズキ イグニス」

2016年にデビューしたスズキ イグニスは、当時大人気となっていた軽クロスオーバーのハスラーと、ミドルクラスSUVとなったエスクード(4代目)の間を埋めるモデルとしてリリースされた。

“シンプル”をデザインのコンセプトとして生まれたイグニスは、余計な加飾を省いたデザインとしながらも、過去のスズキの車両のデザインアイコンを散りばめる遊び心も持ち合わせている。

パワートレインは全車1.2リッターのデュアルジェットエンジンにモーター機能付き発電機(ISG)を組み合わせたマイルドハイブリッド仕様となっており、28.8km/L(デビュー時のカタログ値)という低燃費も魅力のひとつ。

売れ筋は2WDモデルとなるが、4WDモデルにはヒルディセントコントロールや、滑りやすい路面での発進時にエンジントルクやブレーキ制御を組み合わせてスムーズな発進を促すグリップコントロールといった装備が備わる点も本格的だ。

そんなイグニスは未だに新車で購入できる現行車である点も注目のポイントであるが、安いものでは総額70万円台から見つけることも可能。中心はベースグレードの「HYBRID MG」となるが、上級グレードの「HYBRID MZ」も100万円の予算で見つけることもできる。

走行距離も5万キロ未満のものが多く、クロスオーバーSUVかつハイブリッド車(マイルドハイブリッドではあるが)であることを考えるとコストパフォーマンスに優れた1台ではないだろうか。

ライズ/ロッキーのご先祖は本格的な縦置きエンジンレイアウト!「トヨタ ラッシュ/ダイハツ ビーゴ」

それまで販売されていたトヨタ キャミ/ダイハツ テリオスの後継車種として2006年に登場したトヨタ ラッシュ/ダイハツ ビーゴ。先代モデルはダイハツが開発し、トヨタがOEM供給を受ける形で販売されていたが、このラッシュ/ビーゴに関しては両社が企画段階から意見を出し合って開発した共同開発車となる。

見た目は当時のRAV4(3代目)をコンパクトにしたようなルックスとなっているが、中身はモノコックボディはしご型のフレームを組み込んだビルトインラダーフレーム式モノコックに縦置きエンジンを搭載した本格的なもので、4WDモデルにはスイッチでデフロックも可能なセンターデフ付きフルタイム4WDとなっている。

ダイハツ/ビーゴ
ダイハツ ビーゴカタログを見る
新車価格:
177万円230.3万円
中古価格:
61.4万円92万円

搭載されるエンジンは109PSを発生する可変バルブ機構を備えた1.5リッターエンジンで、組み合わされるミッションはFRとなる2WDモデルには4速ATが、4WDモデルには4速ATのほか、5速MTも用意されていた。

そんなラッシュ/ビーゴは、安いものでは総額50万円を切るものから見つけることができ、100万円の予算があれば走行距離5万キロ未満の4WDモデルも射程圏内となる。さすがに高年式低走行のものは150万円前後の高値となっているが、これは同様の本格的なメカニズムを持ったコンパクトな5ドアクロスオーバーSUVが他に存在しないため、根強い人気があることの証明と言えそうだ。

3代目は“ミニアウトランダー”のポジションに!「三菱 RVR」

現在の三菱は、先日フルモデルチェンジを果たしたばかりのアウトランダーPHEVやエクリプスクロスなどクロスオーバーSUVを得意とするメーカーという印象が強い。そんな三菱にはコンパクトクロスオーバーSUVとしてRVRが存在している。

2010年に登場した現行型となる3代目は、それまでのミニバン風トールワゴンタイプから一般的なコンパクトクロスオーバーSUVとなり、“ミニアウトランダー”的なポジションの車種となった。

パワートレインはデビュー時から現在まで一貫して1.8リッターエンジンが搭載されているが、デビュー当初は直4DOHC MIVECの4B10型が搭載されていたのに対し、2011年10月のマイナーチェンジ時に直4SOHC MIVECの4J10型へと換装された(Eグレードのみ2012年10月まで4B10を搭載)。

一見するとDOHCからSOHCとなったためにスペックダウンしているようにも思えるが、カタログ上の102kW/172N・mという出力は不変で(発生回転数まで同一)、逆に軽量化やフリクションロスの減少によって燃費性能が向上している。

そんなRVRはすでに10年以上という長いモデルライフを持っており、当初は「ジェットファイターグリル」と呼ばれるランエボXなどと共通のフロントデザインを採用していたが、2017年2月のマイナーチェンジ時には先代アウトランダーのような「ダイナミックシールド」を持ったフェイスへと変更。そして2019年8月にはデリカD:5の後期型と共通の進化版ダイナミックシールドフェイスへと一新されている。

デビューから10年以上が経過しながらも現行型となるRVRだが、100万円の予算で狙えるのは、ジェットファイターグリルを持った前期型となる。ただ、上級グレードの「G」かつ走行距離5万キロ未満というものも存在し、4J10型エンジンが搭載されたマイナーチェンジ後のモデルもわずかだが存在する。

SUVの中古車相場は全体に高め、しかしこのようにお得な狙い目車種もある!

現在、高い人気を誇るクロスオーバーSUVだけに全体的に高値安定といったイメージがあるが、実はこのように高年式や現行型でありながらリーズナブルな価格で狙えるものも存在している。

もちろん一口にクロスオーバーSUVといっても車種ごとに特徴があるので、価格だけでなく自分の好みや使い方に合わせてベストな1台を選んでいただきたい。

[筆者:小鮒康一/撮影:MOTA編集部・スズキ・ダイハツ工業・三菱自動車工業]

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小鮒 康一
筆者小鮒 康一

1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後に急転直下でフリーランスライターへ。国産旧車に造詣が深いが、実は現行車に関してもアンテナを張り続けている。また、過去に中古車販売店に勤務していた経験を活かし、中古車系の媒体でも活動中。最近では「モテない自動車マニア」の称号も獲得。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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