日本版コンシューマレポート -三菱 RVR ユーザー試乗レビュー-(2/8)
- 筆者: 桃田 健史
新型RVRのユーザー評価・レビュー/デザイン
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総合点としては「そこそこ良い」のレベル。
ユーザーコメントでは「三菱らしい」、「アウディっぽい」など様々あるが、特にフロントについての考察が多い。
また、サイド、リア、ホイールでは、年齢別、家族構成別、使用目的別で点数のバラツキは少なかった。
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そのなかで、「現在の所有者」別で見ると、「非SUV層」にとってフロントのデザインの評価が低い。
詳細データでは、各所有車の平均点はコンパクト(3.3点)、ミニバン(3.2点)、セダン(3.3点)で、対するSUVは(4.0点)、その他(4.4点)。
逆スラントノーズ、またはジェットファイターと呼ばれる三菱車の新イメージに賛否両論が出たカタチだ。
余談かもしれないが、このフロントデザインの考案者は、三菱のドイツデザインスタジオ勤務のボスニア人デザイナーだ。2005年独フランクフルトショーにデビューした「コンセプトX」。
これが、現行「ランサー」以降の三菱の小型、中型車の新しい顔となった。それまでの三菱車は、当時の提携先ダイムラー社から派遣されたデザイン統括部長オリビエ・ブーレイ氏による、通称「ブーレイ顔」が不評。
ダイムラーとの提携解消後、三菱は新しい顔を模索していた。05年当時、筆者はボスニア人デザイナー氏と直接話した。
彼は、「小さい頃から戦闘機が好きだった。そこに、三菱のヘリテッジ(伝統)である、逆スラントノーズのイメージを融合させてみた」と語った。
また「アウディっぽい」との声について、筆者は三菱のデザイン首脳陣からこの数年間で度々「三菱には、スポーティで上質なイメージのあるアウディ的なイメージが必要」と声を聞いている。
新型RVR/デザインに関するユーザーコメント
・写真より実際に見た方がカッコ良い (匿名 東京都)
・ジェットファイターグリル、最初は何なんだ、グロテスクの極みと、欧州版コルトなどをみていて思ったのだけれど、このRVRでは上手に昇華してきているように思える (サッチンのボーイフレンドさん 東京都)
・いかにも最近の三菱車らしいデザインで、なかなかカッコ良いと思います (クマさん 静岡県)
・ランエボと同じジェットファイターグリルがとてもかっこいいです (ヒロムさん 愛知県)
・個性豊かで魅力的ですね (mas-artさん 兵庫県)
・アウデイに似せているが似て非なるもの。悪くないが直感的にかっこよく感じない (イマイさん 長野県)
・初めて見たときにはなんだこの車?と思ったのですがよくよく見ると面白い顔を(前面)していて側面はなだらかな感じでスポーツ車みたいなセダンみたいななんとも面白いくるまでした (オオシマさん 長野県)
・小さく見えるいいデザインだと思います。でもホイールのデザインは好みではありません (コバヤシさん 岡山県)
・アウトランダー似でかっこ良い (フジマルさん 福岡県)
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