三菱 ディオン 試乗レポート

  • 筆者: 西沢 ひろみ
  • カメラマン:芳賀元昌
三菱 ディオン 試乗レポート
リアスタイリング 最大ラゲッジスペース ヘッドライト インパネ 画像ギャラリーはこちら

GDIターボ搭載モデルを追加。2.0LGDIはCVTとの組み合わせだ。

ラゲッジスペース最大ラゲッジスペース

5ナンバーサイズの3列シートミニバンとして00年1月に誕生したディオンは、発売当初、月販約1万台を受注した三菱のヒット商品だ。しかし約2年半の月日が流れてみると、3桁まで月販台数を落としてしまった。ライバルたちが環境&低燃費に力を注ぎ、GDIエンジンの魅力が薄れてしまったこと。サードシートがエマージェンシー仕様にもかかわらず、大きく見えるボクシーフォルムを採用したため、フルサイズの5ナンバーミニバンとも競合したのが理由だろう。

心機一転、新しい時代の“7シータースタンダード”を目指したのがこの5月。内外装のデザインをリフレッシュするとともに、商品力をアップ。グレード体系の大幅な見直しが行なわれた。最も大きなテコ入れは1.8LGDIターボを搭載したことと、2.0LGDIにCVTを組み合わせたことだ。

バリエーションは、ベーシックなVIE系、上質なEXCEED系、スポーティなTURBO系だ。

リアスタイリングインパネ

スタイルは、ヘッドランプ、ラジエターグリル、ボンネットフードのデザインを変更。ボクシーフォルムはそのままに、シャープで引き締まったフロントマスクへとイメージチェンジを図っている。また力強く張りのある前後バンパーに加え、サイドシルガーニッシュを新たに装着。安定感を強調したカタチとなった。インテリアは、バリエーションごとに個性と専用シート生地を配したのが特徴だ。ベーシックなVIE系はグレーのツートーンの内装色を採用。幾何学模様のニット生地をシート&トリムにあしらい、カジュアルな雰囲気を演出している。ブラウンのモノトーンを基調にした上級志向のEXCEED系は、高級感のあるニット生地を用いたシックなデザインだ。TURBO系は、定番のオフブラックの内装色とブルーのファブリックにブラックのスウェード調ニットを組み合わせたシートが、スポーティな印象を与えている。

面白味ではなく、扱いやすさを重視したGDIターボはオールラウンドな場面で乗りやすい。

エンジンフロントシート

ミニバンとターボエンジンは異色の組み合わせだ。かつてはパワフルなターボ仕様も存在したが、ユーザーには受け入れられなかった。ディオンのGDIターボは、確かにスポーティイメージを強調している。だけど乗り味は“俊足”がテーマではない。1300kgを超えるボディを、よりスムーズに余裕を持って走らせるためのターボなのだ。それは乗ってみればよくわかる。

3000rpmを超えると滑らかに立ち上がる過給は、極めてスムーズに車速を伸ばす。それでいて十分なトルク感が味わえるのだ。むやみに変速しない4速 ATも、この好フィーリングの立役者といっていい。パワステの操舵力や素直で安定した挙動も好印象。面白味は薄いけれども、タウンユースからクルージングまで、乗りやすさが伺えるセッティングだ。

パッケージングは従来通りで、ウォークスルースペースを意識しすぎたためか、フロントシートはやや小さめ。セカンドシートはゆったり座れる大きさを確保している。サードシートは短時間なら大人2人乗車も可能な居住性。床下への格納は、ヘッドレスト&アームレストを取り外すアイディアものだ。

知名度のアップ、イメージ作り、販売戦略が今後の課題だ。

2列目シート3列目シート

直接的なライバルは、サードシートがエマージェンシー仕様であり、排気量がほぼ同じストリームとプレマシーだろう。ところがストリームは月販6000台以上を誇り、プレマシーもコンスタントに月販2000台前後を保持している。対するディオンは3桁まで落ち込み、今回のマイチェン後も目標台数はたったの 1150台だ。けれどもディオンには、大きく水を開けられるほどのマイナス要素は見当たらない。居住空間、走り、装備、価格、すべてにおいて優っているところもあれば劣っている面もあるのが本当のところだ。

では、何がディオンに欠けているのかというと、おそらくネームバリューとイメージ作り、そして販売戦略ではないだろうか。全体的に販売が低迷している三菱にとって、これはディオンに限らない今後の大きな課題といえそうだ。

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筆者西沢 ひろみ
監修トクダ トオル (MOTA編集長)

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