三菱 デリカ D:5 新旧比較│唯一無二のオフローダーミニバン、12年分の進化を検証(4/5)
- 筆者: 小鮒 康一
- カメラマン:茂呂 幸正・和田 清志
三菱 デリカ D:5│安全装備比較
2007年デビューということもあり、改良前のモデルでは衝突被害軽減ブレーキなどの先進安全装備は全く装着されていなかったデリカD:5。しかし、新型には一気にそれらの装備が標準で装着されることとなった。
内容は、衝突被害軽減ブレーキシステム、車線逸脱警報システム、レーダークルーズコントロールシステム、オートマチックハイビームの4つとなっている。
さらに一部グレードに標準、一部グレードにオプションで装着可能なのが、後退時車両検知システムと後側方車両検知警報システム&レーンチェンジアシストの2種類となっている。
すでに高い走破性を兼ね備えたミニバンとしては唯一無二の存在だったデリカD:5だが、先進安全装備も備えたことで、一般的にミニバンユーザーの選択肢にも入るようになったのではないだろうか。
●進化度数:10点(超絶的に進化した)
三菱 デリカ D:5│燃費性能比較
カタログ燃費で比較しても従来型が13.0km/L、新型が13.6km/Lと新型は燃費性能も向上していることが分かる(共にJC08モード燃費の数値)。これは新たに採用された8速ATが効いている面もあるだろうが、トルクアップしたエンジンとの組み合わせを考えると実燃費はさらに従来型よりアップする可能性もありそうだ。
●進化度数:7点(大幅に進化した)
三菱 デリカ D:5│グレード構成・価格比較
2.2リッターディーゼルターボエンジンに8速ATを組み合わせ、4輪を駆動するというパワートレインはすべてのグレードで共通となる。
ベーシックグレードとなるM(3,842,640 円)、装備充実の量販グレードG(3,942,000 円)、Gをベースに運転席パワーシートや電動リアゲートを追加したG-Power Package(4,082,400 円)、そして最上級グレードとなるP(4,216,320 円)という4グレード展開となっている。
乗車定員はMが8人、それ以外のグレードでは7人のキャプテンシート仕様と8人のベンチシートが選択可能だ。
なお、都会的なエクステリアのURBAN GEARはGとG-Power Packageが用意され、標準のデリカD:5に対して125,280円高となっている。
ちなみに、今回新型となったのはディーゼルエンジン搭載車のみであり、ガソリンエンジン搭載車は従来型が継続販売されている。
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