一台で何度も美味しいミニ John Cooper Works コンバーチブルをたっぷりと楽しむ／MINI【PR】(3/3)
- 筆者： 飯田 裕子
他のモデルでは得難い爽快なドライブフィール
「そのつもり」で走り出した数秒後、すでに「おやっ！？」となった筆者。普段から荒れた路面という認識のある幹線道路を走り、さらに高速道路にはいり「おやっ、おやっ！？」と自分の表情が明るくなるのがわかるくらい、この“上質な硬さ”の足元を疑うほどだった。
ボディ剛性はいまどきオープンモデルも見据えた開発が行われているから、骨格に不足は1ミリも抱くことはない。タイヤはピレリーのP7チンチュラート（専用開発の☆マーク付）、サスペンションはオープンモデル向けに多少のチューニングは行われているのも想定内。
果たして、「John Cooper Works 3Doorの骨太でスパルタンな走りの突っ張った感覚を解放したら、こんなドライブ＆ライドフィールになりました」と言わんばかりの洗練ぶりが、どんな路面コンディション下でも感じられたのだった。
John Cooper Worksというハイパフォーマンスな仕様だからこそ得られるオープンカーの独特のライドフィールは、屋根が開く開かないに関わらず得がたいとさえ思えた。いかにも高速コーナリングは誰にも負けないとばかりに路面を捉える3Doorモデルとも異なる楽しさが、オープンドライブとともに味わえるのだ。
スウィートなクルーズもスパルタンなドライブも
一方でアクセルの踏み込み量次第では圧倒的な加速力とエキゾースト音を奏で、その加速性能と音に筆者はモエモエのエモエモ（エモーショナル）。丸いライトが可愛いい一方でスタイルはスパルタンなアマカラ姿のJohn Cooper Worksがクルクルとコーナリングをしてくれる姿にキュンキュンした。
クルーズ時の静粛性はというと、エンジンのムダな音が耳に入ってこないのはもちろん、野太いエキゾースト音も主張してこない。コンバーチブルだからと言っても、外界の雑音とは隔てられ、クローズ時の快適さも申し分ない。
オープンｘハイパフォーマンスの組み合わせはやっぱり最高！
サーキット走行を“本気”で考えるなら3Doorがお薦めだが、John Cooper Worksというモデルでスポーティなハンドリングと快適さの両立を考える方にとってこのコンバーチブルは魅力的。MINIというブランドのJohn Cooper Worksモデルというハイパフォーマンスモデルにおいて、あえてオープンモデルを選ぶという贅沢さ、この上ない。
執筆：飯田 裕子 撮影：山本 圭吾
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