新型Sクラスはより快適に! プレミアムブランドは“経験”がキーワードになる【未来モビリティ総研】(1/2)

  • 筆者: 竹花 寿実
  • カメラマン:メルセデス・ベンツ
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各界のVIPから絶大なる支持を集めているSクラス。モデルチェンジする度に、アッと驚くような超豪華な車内にも注目が集まるが、9月に登場予定の新型Sクラスもかなりのデキだという。今回は、ドイツ本国で発表されたばかりの情報をご紹介。今回のSクラスも正直スゴいです。

目次[開く][閉じる]
  1. 瞬時に車高UPで被害軽減? 先進安全装備もヤバい
  2. メルセデスオーナーはヨット好き!? 車内に船の要素多数
  3. 目指すはノイズ0! 静かな超快適車内に
  4. Sクラスならでは経験がキモ! ライバルも追従必至

瞬時に車高UPで被害軽減? 先進安全装備もヤバい

いよいよ9月2日にワールドプレミアとなる事がアナウンスされたメルセデス・ベンツ 新型Sクラス。これまでにもMy MBUXやAR-HUDといったハイテク装備や、新開発のE-ACTIVE BODY CONTROLサスペンションやリヤエアバッグなど先進的なシャーシ技術や安全技術に関する情報が部分的に公開され、メルセデスの新世代フラッグシップに対する期待が高まっている。

今回は、“Luxury & Well-Being(ラグジュアリーと心地良さ)”と題してメディア向けにオンラインでイベントを実施し、新型Sクラスに盛り込まれたハイエンドのラグジュアリーとコンフォートについて、概要を明らかにした。

メルセデスオーナーはヨット好き!? 車内に船の要素多数

まずインテリアは、メルセデス・ベンツのデザイン・フィロソフィ「Sensual Purity(官能的純粋性)」に基づいて設計された。インテリアデザインの責任者であるハートムート・シンクヴィッツ氏は、「緊張感とハーモニーから生まれるコントラストを組み合わせている点が特別です。加えて全身全霊で品質とディテールにこだわっています。それこそが、このセグメントにおける他のクルマとメルセデスの違いです」と語る。

こりゃ未来! スゴすぎるHUDがコレ

それを端的に語っているのがオープンポアウォルナットのトリムだ。繊細なアルミニウムのインレイが施されたこのトリムは、ヨットのデッキをイメージさせる。レザーも最上級の素材を使用し、ハイブランドのバッグやウォレットのように極めて丁寧に作り込まれた。またサステイナビリティという現代の要求に応えるために、人工皮革のインテリアも用意される。

Eクラスクーペもヨットの要素が! その車内がコレだ

ヒーター付きのドアパネルに注目! 車内照明も大幅進化

従来モデルではリヤシートに用意されていたスーパーソフトクッション「クッシェルキッセン」は、新型ではフロントシートにも備わり、後席用のクッシェルキッセンには、新たにヒーターも搭載された。

また従来はアームレストにヒーターが備わっていたが、新型はそのすぐ上のドアパネル側にもヒーターが組み込まれている。

でっかいダイヤモンド柄がイイ! 新型Sクラスのシートがコレだ

室内照明も進化している。特にアンビエントライトは、1.6cm間隔で約250個のLEDを使用し、日中でも見えるよう従来の10倍の明るさを実現。CAN-BUS(車内通信ネットワークの規格)を介してリアルタイムで制御するうえ、アニメーションも可能だ。運転支援システムと統合制御で各種警告も行うアクティブアンビエントライトも用意されているのだ。

マッサージ機能強化&空調もより健康的に

ENERGIZINGパッケージには、10種類のプログラムを備えた全席アクティブマッサージシートや、活性炭を用いた粒子エアコンビフィルターの進化により、微少な埃や花粉、臭いをさらに削減出来るようになったENERGIZING AIR CONTROLなどが含まれる。

さらには、リフレッシュやバイタリティ、ジョイなど5種類のプログラムからなる、さらに進化したENERGIZING COMFORTも設定。ドライバー以外に他の乗員にも提案可能となっている。もちろん従来モデルで採用された、イオナイザーと2種類の特別なフレグランスが楽しめるアクティブフレグランシングを含むAIR-BALANCEパッケージも用意される。

メルセデス・ベンツ/Sクラス
メルセデス・ベンツ Sクラスカタログを見る
新車価格:
1,556万円2,407.4万円
中古価格:
75万円2,337.5万円
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監修者MOTA編集部

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