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メルセデス・ベンツ 新型 Sクラスの「マジックボディコントロール」に挑む国沢光宏さん
『「マジックドライブコントロール」、確かに「マジック」でした』と語る国沢光宏さん
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メルセデス・ベンツ 新型 Sクラス「S550ロング」
2013年に世界デビューを果たし、この11月からは日本国内でもデリバリーを開始する予定の新型Sクラスを、クローズドコースながらひと足お先にテストすることが出来た。
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メルセデス・ベンツ 新型 Sクラス「S550ロング」リアビュー
リアバンパー部には近距離レーダーと後方マルチモードレーダー、さらに短距離用超音波センサーを備え、後部からの万が一の追突や併走車線の後方死角などに備える。
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メルセデス・ベンツ 新型 Sクラス「S550ロング」 フロントグリルのレーダー部
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メルセデス・ベンツ 新型 Sクラス「S550ロング」 マルチパーパスステレオカメラ部
最大500mまで見渡すステレオカメラ。レーダーとカメラを組み合わせることで、新たに歩行者検知機能を追加した。
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メルセデス・ベンツ 新型 Sクラス「S550ロング」 インテリア
縦横比8:3、12.3インチの「2つの」巨大な高解像度TFTカラーモニターが目をひくインパネ部。
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メルセデス・ベンツ 新型 Sクラス「S550ロング」 COMANDコントローラー部
オートマチックトランスミッションのシフト部をステアリングコラム部に移動したことで、ドライバーの手元の最適な位置に各種コントロール機能が集約された。
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メルセデス・ベンツ 新型 Sクラス「S550ロング」 フロントシート
前・後席には世界初の「ホットストーン式マッサージ機能」も新設定された。マッサージ機能用にシートへ14個内蔵されたエアクッションのうち4個について高速シートヒーター機能と連動。熱した石でマッサージするように尾骨から頚椎にかけて脊髄全体に渡り中央部と各部を暖めるというものだ。
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メルセデス・ベンツ 新型 Sクラス「S550ロング」 リアシート
後席の安全性についても更なる向上を図った新型Sクラス。なんとSRSベルトバッグ(衝突時などにシートベルトの幅が約3倍近く広がり、後席乗員にかかる力を分散させることで負傷のおそれを軽減させる)やSRSクッションバッグ(後席リクライニング時、シート座面前部を持ち上げ、サブマリン現象[衝撃を受けた際、ベルトを受け止めるはずの腰部がシートベルト下に潜り込むことで本来の力を発揮しない状態。ベルトが適正に締められなかったため、内臓などの損傷にもつながる危険性もある]を防ぐ)も新採用している徹底振りだ。
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メルセデス・ベンツ 新型 Sクラス「S550ロング」 後席シートベルトの「アクティブベルトバックル」
新型Sクラスには、後部ドアを開けると電動でベルトバックルが自動的にシートクッションの間から出てくる。写真では判りにくいが、挿入部分には照明も光っていて、装着を促している。
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メルセデス・ベンツ 新型 Sクラス「マジックボディコントロール」実演
「マジックボディコントロール」実演のために特設された木製の段差。
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メルセデス・ベンツ 新型 Sクラス「マジックボディコントロール」実演[作動時]
段差を乗り上げた瞬間でも、非作動時に比べると姿勢変化が少ない。
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メルセデス・ベンツ 新型 Sクラス「マジックボディコントロール」実演[作動時]
段差を乗り越え、路面に着地した瞬間でも、ABCが作動し車体は前傾せずに水平を保っている。
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メルセデス・ベンツ 新型 Sクラス「マジックボディコントロール」実演[作動時]
段差を乗り越えても、何事もなかったかのように駆け抜けていく。まさに「マジック」!
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メルセデス・ベンツ 新型 Sクラス「マジックボディコントロール」実演[作動時]
こちらは後ろから見た様子。フロント側が段差にドンと乗り上げた瞬間でも車体は水平を保っている。
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メルセデス・ベンツ 新型 Sクラス「マジックボディコントロール」実演[作動時]
そして路面に着地する瞬間も車体を水平に保つよう、フロント側のアシを瞬時に伸ばし、フラットな走りを保っている様子がわかる。
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メルセデス・ベンツ 新型 Sクラス「マジックボディコントロール」実演
辛口自動車評論家、国沢光宏氏も「マジックボディコントロール」に大満足!
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メルセデス・ベンツ 新型 Sクラス「マジックボディコントロール」
「マジックボディコントロール」(MBC)の解説パネル
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マジックボディコントロール 非作動時の様子
段差に乗り上げた衝撃でフロント側が持ち上がっている。
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マジックボディコントロール 非作動時の様子
今度は段差から道路へ着地し、その衝撃でノーズが深く沈んでいる。
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マジックボディコントロール 非作動時の様子
段差を乗り越えノーズが縮んだ後再びサスペンションが伸びたことで、ややノーズが持ち上がっているのが判るだろうか。
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マジックボディコントロール 非作動時の様子
こちらは同様のシーンを後ろから見たもの。段差に乗り上げ、フロント側がやや持ち上がっている。
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マジックボディコントロール 非作動時の様子
そして段差を乗り越え路面側に降りるとフロントサスペンションがはっきり沈み込んでいる様子が判る。
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マジックボディコントロール 非作動時の様子
レポーターの国沢光宏さんが実演中!
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「レーダーセーフティパッケージ」装着車にはこのステッカーが装着される
現在メルセデスベンツ日本では「レーダーセーフティパッケージ」採用車ラインナップをイッキに拡大している。
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「BASプラス」(飛び出し検知機能付ブレーキアシスト・プラス)
交差点の飛び出しなど、前方の危険を察知した場合ブレーキ圧力を事前に高め、踏力に関わらず安全に止まるためのブレーキ制動をサポートする。時速約72km/hまで作動可能だ。
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「BASプラス」(飛び出し検知機能付ブレーキアシスト・プラス) 実演
前方に歩行者が!(という設定)
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「BASプラス」(飛び出し検知機能付ブレーキアシスト・プラス) 実演2
BASプラスが作動し、緊急ブレーキ補助を行う。
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「ディストロニック・プラス」(ステアリングアシスト付) 解説ボード
最適な車間距離を自動でキープする「ディストロニック・プラス」には新たにステアリングアシスト機能が追加された。
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「ディストロニック・プラス」(ステアリングアシスト付) 実演1
「ディストロニック・プラス」は、中・長距離と短距離の2種類のレーダーを用いることで、先行車を認識し車間を維持するクルーズコントロールで、0~200km/hの範囲で作動する。
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「ディストロニック・プラス」(ステアリングアシスト付) 実演2
さらに新型Eクラスからは、レーダーとステレオカメラを用いてステアリングへの左右トルク介入の機能を加えることで、車間を維持しながらステアリング操作も助ける。写真はデモンストレーションのために両手を離して走行するシーン(※テストコース内で撮影)。
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アクティブレーンキーピングアシスト 説明ボード
ステレオマルチパーパスカメラを使用し、車線の逸脱や車線変更時の事故防止のためのシステム。第一段階では車線の逸脱を警告し、第二段階では片側の車輪にブレーキ介入させることで、元の車線への復帰をサポートする。
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「アクティブパーキングアシスト」
縦列及び並列駐車時のステアリング操作をサポートする機能。ブレーキ制動も自動で行う。
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「アクティブパーキングアシスト」実演1
35km/h以内で駐車可能スペースを検知。自動的に駐車をサポートしてくれる(アクセルとギアチェンジはドライバーの操作による)。
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「アクティブパーキングアシスト」実演2
駐車ターゲットを定めると自動でステアリングとブレーキを作動させる。
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「アクティブパーキングアシスト」実演3
実演のためドライバーは両手を手放しているが自動で駐車している様子がわかる。