その仕上がりにCクラスオーナーも思わず嫉妬!?/メルセデス・ベンツ GLC 250 4MATIC 速攻試乗レポート(1/4)
- 筆者: 河口 まなぶ
- カメラマン:茂呂幸正
「Cクラス」オーナー河口まなぶが、兄弟モデル「GLC」の出来映えにホンキで動揺!?
果たしてどんなモノかな?と訝っていたメルセデス・ベンツ「GLC」は、良い意味でアッサリと僕の期待を裏切った。
と、いうのも僕はこのGLCのベースになっている「Cクラス」のオーナーで、現在「C220d ステーションワゴン」に乗っている。そんな僕からしたら、背が高くなって車重も100kgくらい重くなって、4MATICになるのだから、やっぱりコンベンショナルな形状のCクラスの方が、走りだって軽快で良いだろうし、バランスも良いでしょう・・・と想像したわけだ。
いや想像というより、正直に告白すれば、自分のCワゴンより良かったらショックだから、そうでありませんように・・・とすら祈っていたのかも。
しかし、そうした想像は音を立てて崩れ去り、僕は深くショックを受けたのだった。
GLCの走り出しは実に軽快であり、軽やかな印象を強く与えたからだ。
フルタイム4WDの前後配分は33:67
今回試乗したのは、「GLC 250 4MATIC Sports」の本革仕様。ラインナップの中では最も高価な745万円のプライスタグをつける仕様だ。
搭載エンジンはC250と同じ2.0リッター直列4気筒直噴ターボで、最高出力は211ps、最大トルクは350N・mと数値は変わらない。そしてトランスミッションは9速ATの「9G-TRONIC」で、駆動方式は車名の通り4MATIC、つまり4WDとなる。
GLCの右ハンドルに搭載される4MATICは、フルタイムの4WDで前後の駆動力配分は33:67に固定されている。基本的に後輪駆動に近いフィーリングを持つ4WDとされており、優れた走りのフィーリングと高い安定性を両立する。
最近では電子制御で前後の駆動力の配分を可変させる4WDが珍しくないが、GLCの右ハンドルはこの方式を選んだ。ちなみに同じメルセデスのファミリーとしてはAMGのE63Sなどが同じように固定の4MATICを用いる。
[兄弟モデル「Cクラス」と「GLC」はどう違うのか・・・次ページへ続く]
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