メルセデス・ベンツ 新型 Cクラス ステーションワゴン(S205型) 試乗レポート/河口まなぶ(3/4)

メルセデス・ベンツ 新型 Cクラス ステーションワゴン(S205型) 試乗レポート/河口まなぶ
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ワゴンの世界では、欧州車にこそ「おもてなし」の心がある

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それにしてもさすがだなと思えるのは、ワゴンとしての機能の充実っぷりときめ細やかさだ。日本車と欧州車ではどう考えても日本車の方がきめ細やかだしおもてなしができるはず…と誰もが思うだろうが、真実は逆だったりする。細かくみればみるほど、愕然とする違いがあるのだ。

まずリアゲートが電動なのは当たり前として、ハンズフリー機能が備わること。キーを持っていればバンパー下につま先をチョンと入れて抜くだけで開閉ができる。これ、自転車やサーフボードを持っている時にメチャ便利な機能。最近のトレンド装備をしっかり備えている。

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もっともそれが上級グレードの装備だったとしても、他でも気が利いた装備は多い。例えばテールゲートを開けると、今では電動開閉のためのボタンがあって、それを操作すれば済む。が、きちんと左右に取手が残されているわけだが、この取手にハンガーをかけるための溝が切られている。これもサーフィンの時にウェットスーツをかける時に重宝する。

またトノカバーはテールゲートを開けた時にわざわざ開閉せずとも、テールゲートの動きに連動して上がるようになっている。さらにこのトノカバーは当然、荷室の高さ方向一杯まで荷物を積載した時、荷物が後席へいかないようなネットも備わっている。また荷室も二重底なのは当たり前として、そこには組み立て式のボックスまで備わる。加えてフロアに敷かれたカーペットはリバーシブルで、通常のカーペットの反対側は、ゴムの突起が無数に散りばめられてものが動かないようになっている上に、濡れたものを載せても大丈夫だ。

きめ細かく突き詰められた装備と機能

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後席はトレンドともいえる40:20:40の分割可倒式で、バックレストはラゲッジ側から電動ワンタッチで倒せる(元に戻すのは手動)し、このスイッチは室内の後席側にも左右に設けられている。

もちろん積載能力も高い。フルフラットにしたときの容量は1510リットルで、僕のロードバイクは前輪を外さずにそのまま寝かせて詰めてしまう。サーフボードも、40:20:40の20の部分(中央のアームレスト部分だ)だけを倒して搭載できるのが便利だ。

さらにラゲッジ壁面にはコンビニフックを備える他、ネットを使って荷物を固定するリングも備わるし、12Vのソケットも当然用意されている。

本当にきめ細やかな装備が充実しており、ワゴンとしての機能がしっかりと実現される。

実はこれ、文字にすると当たり前のように思えるけど、全てが実現されているクルマってなかなかなかったりする。その意味でも新型Cクラス ステーションワゴンは高く評価できる。

[次ページへ続く]

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河口 まなぶ
筆者河口 まなぶ

1970年生まれ。大学卒業後、出版社のアルバイトをしたのちフリーランスの自動ライターとなる。1997年に日本自動車ジャーナリスト協会会員となり、自動車専門誌への寄稿が増え、プレイステーション「グランツーリスモ」の解説も担当。現在、自動車雑誌を中心に一般誌やwebで自動車ジャーナリストとして活躍。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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