メルセデス・ベンツ Cクラス 試乗レポート(3/4)

メルセデス・ベンツ Cクラス 試乗レポート
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エンジンは同じだが、その走りには微妙な違いを感じる

シフト
タイヤ&ホイールタイヤ&ホイール

続いて動力面だが、C250アバンギャルドとC250エレガンスのエンジン、ミッションに違いはない。両車ともV型6気筒の2.5L(最高出力 150kW(204ps)/6,100rpm、最大トルク 245kW(25.0kgm)/2,900~5,500)の7速A/Tを搭載している。

ただし、タイヤ&ホイールにおいては、アバンギャルドが245/45R17(7.5Jホイール)に対し、エレガンスは205/55R16(7.0Jホイール)を装着している。

0→100km/h加速の数値は、どちらも8.6秒(欧州仕様数値)と発表されている。ハンドリングに関しては、コーナーよりもストレートでの操舵力がアバンギャルドのほうが重く、切り込みに力を必要とした。つまりスポーツセダンを操っているという手応えを感じるのだ。乗り心地も低速域での上下動のキツさや、ザラつきの伝わり方が、ややアバンギャルドの方が強かった。

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石川 真禧照
筆者石川 真禧照

1947年東京都生まれ。1970年日刊自動車新聞社入社。翌年同社退社後、フリーの自動車評論家となる。1982年「I.W.OFFICE」を設立し、自動車を中心としたメディア活動を開始。「自動車生活探検家」として、『GORO』『DIME』(小学館)、『HOT DOG PRESS』(講談社)、『カーセンサー』(リクルート)など多数のメディアで活躍、現在に至る。日本モータースポーツ記者会会員。日本自動車ジャーナリスト協会副会長。記事一覧を見る

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