第三のCクラスはプラグインハイブリッド/メルセデス・ベンツCクラス「C350e」[試乗レポート](1/4)
- 筆者:
- カメラマン:小林岳夫/メルセデス・ベンツ日本 レポート:五味康隆
「充電出来るハイブリッド」という理解だけでは、PHVの全てを知ることは出来ない
メルセデス・ベンツがCクラスに充電できるハイブリッド車、PHV(プラグインハイブリッド)「C350e」を導入。さて、ここで問題だ。
プラグインハイブリッドの魅力とはなんだろうか?
通常のハイブリッド車よりも大きめのバッテリーを積み、自宅や勤務先などクルマを止めている間に充電。その電力で走れるので経済性が良い。一般的に浸透しているこの認識も間違いではない。が、それだけでは無い。もしそれだけの魅力なら、充電環境が手に入らない方には、意味の無いクルマになってしまう。
実際に走れば解るが、プラグインハイブリッドのさらなる魅力は、モーター稼働率を高められるからこそ得られる「静かで滑らかで上質な移動の世界」。
このような表現をすると、その静かな世界は充電してこそ得られるものだから、結果としてやはり充電環境がなければ魅力は得られないと思われやすい。そこが実は違う。
考えてみて欲しい。いま世にある各種ハイブリッド車も乗ってみると様々。EV走行が全くできずモーターの存在も感じないものもあれば、EV車の静かで滑らかな上質な移動を、走行速度とアクセル操作を駆使して瞬間的に得られるモデルもある。トヨタ系ハイブリッド車のように、EVボタンを押して短い期間だがEVの世界を積極的に味わえるモデルもある。
これら様々な味付けの全ての原点にあるのが、バッテリーの大きさとモーターの性能。この2つが高くなるほどに、ハイブリッド車は様々なことができる。
[C350eが実現してみせた、様々な価値とは・・・次ページへ続く]
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