メルセデス・ベンツ C450 AMG 4MATIC 海外試乗レポート/河口まなぶ(1/2)
- 筆者: 河口 まなぶ
- カメラマン:メルセデス・ベンツ日本
新ジャンルのモデルを多数用意するドイツメーカー
ドイツの自動車メーカーは、実に様々なカテゴリーを開拓して“スキマ”を埋めて市場を広げるのが得意。それだけに“4ドアクーペ”や“クーペSUV”など、様々な新ジャンルが生まれている。
それと同時にシリーズ拡大やサブブランド作りにも熱心で、例えばBMWは、ノーマルモデルの他にMモデルを用意し、さらにその中間にあるM235iなどというラインを用意した。そしてメルセデス・ベンツもそうした流れを取り入れ始めた。
メルセデス・ベンツの場合はまず、基本ブランドであるメルセデス・ベンツを置き、サブブランドとしてメルセデス・マイバッハ、メルセデスAMGを置くことになった。
AMGがスポーツモデルのエッセンスを与える
そんな新ラインの第2弾が、基幹モデルであるCクラスに今回設定された。それがこのC450 AMG 4MATICだ。
ちなみにCクラスのAMG版は、メルセデス-AMG C63という呼び名になる。ここからも分かるように純粋なAMGモデルは車名の前にAMGがつき、新ラインは車名の後にAMGがつくというわけだ。
C450 AMG 4MATICは、CクラスをベースにAMGが監修を手がけたエンジンやサスペンションが与えられ、内外装にもスポーツモデルとしてのエッセンスを与えるというのが基本線だ。
今回C450 AMG 4MATICに搭載されたエンジンは、3.0リッターの排気量を持つV6ツインターボで、最高出力は367hp、最大トルクは520Nmとされている。これによって0-100km/h加速は4.9秒を実現し、最高速は250km/h(リミッター作動)というパフォーマンスを手に入れている。またそれだけの動力性能を手にしながらも、燃費は欧州値で13.15km/Lを実現している。しかもポイントとなるのは4MATIC、そう4WDが組み合わせられること。しかもこの4WDは前後トルク配分が33:67の固定となっており、常に後輪駆動的な感覚を忘れない4WDとされている。
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