メルセデス・ベンツ 新型Aクラスセダン海外試乗|オーソドックスな4ドアセダンがデビュー(3/3)
- 筆者: 今井 優杏
- カメラマン:メルセデス・ベンツ日本
600kmに及ぶ試乗も快適にこなす優しさと頼もしさ
さて、肝心の走行性能についてはどうか。
今回の新型Aクラスセダンの試乗にはA220セダンが用意された。2リッター直4直噴のターボガソリンエンジンを搭載するもので、午前・午後でFF と4MATIC(四輪駆動)に乗り換えをした。
試乗ルートはマウント・レーニア国立公園を抜け、コーウィッチ・キャニオンまでの片道300km(!)の旅。スキーリゾートなどもある長いワインディングロードも、またひたすらにクルーズを続けるハイウェイもある、走りごたえの多分にありすぎるルートだ。
いくら私達が三度のメシよりクルマが好き、言うてもですよ、朝から晩まで600kmはやりすぎやろ、と私も思います。でも規定だからしょうがないと走り出してみれば、これがまあとってもコンフォートなのだ。
そもそも今回の刷新によって、ベースとなるAクラス自体の走りの質感は飛躍的に向上している。
それは、先代よりも格段に高められた高い剛性のおかげでもあるし、その結果フレキシブルにサスペンションが動くことに加え、上級モデルにはさらにリアがマルチリンクになるという、まるで親子ほどの進化を見せた結果だ。
しかし、Aクラスセダンではさらにこの質感の向上が顕著。
だいいち、乱流(タービュランス)の起こりやすいハッチバックスタイルよりも、空力に優れたセダンシルエットは、それだけでも挙動の収束に優れ、またハンドリングにも高い効果が得られるっていうのはセオリー中のセオリー。数値としてもCd値は0.22と、ちょっとしたスポーツカー並みだ。
軽量で小型のボディーに、Cクラス下位グレードよりも大きなエンジンだから、トルクもパワーも申し分ない。どんな登坂道でも実にワイルドにガシガシと登ってゆく。
制震・静粛性能に関してはCクラスに劣るが、アクセルを踏む方向に関してはむしろスポーティネスを感じさせるほどで、これはこれで愛好家が出来そうでもある。
特にFFとの相性が悪くなく、グイグイとコーナーの先を鼻先軽く攻め続ける感じは、身のこなしの軽やかさも手伝ってかなり好印象だ。
対し4MATICは驚くほど重厚。ハンドルもズシッと重みを増し、直進安定性は抜群なので、ラグジュアリーなセダンを求めるならばこちらを、スポーティな若々しさが欲しいならFFを選べば良いだろう。
しかし、おそらく日本導入はハッチバックと同じくA180からだろうから、このエンジンが導入されるか否かはまだ祈るしかなさそうだ。
Aクラスセダンの日本導入は、ハッチバックから1年先の2019年末とかなり先だそうだが、エレガントな“A”を求めるなら、待って吉だと思う。
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。







