“最後のロータリーエンジン搭載車” マツダ RX-8を画像で見る | 2019年、ロータリーエンジンに何らかの動きあり!?
- 筆者: オートックワン 編集部
- カメラマン:小林 岳夫
次世代ロータリーが期待される今、RX-8を振り返る
2018年もいよいよ終わり。明日から始まる2019年は、2年に1度の東京モーターショー開催年です。
そこで注目されるのが、ロータリーエンジンを量産したことで知られるマツダの動向。現在ロータリーエンジン搭載車を販売こそしていないものの、エンジンの開発は続けられており、今年の東京モーターショーで何らかの発表があるのでは、と期待されています。
◆詳しくはこちら:復活は2019年!? マツダの「ロータリーエンジン」が無くなった理由
そこで今回は、現時点で“最後の”ロータリーエンジン搭載車となっているマツダ RX-8を大特集。オンリーワンな技術によって成立した独特のデザインに迫ります。
ロータリーエンジンだからこそ可能となった低いボンネット
RX-8のエクステリア最大の特徴は、「フリースタイルドア」と呼ばれる観音開き式ドアでしょう。
前後ドアの間にピラーがないピラーレス構造が取り入れられ、後席へのアクセス性や大人4人がしっかり乗れる居住性が確保されています。また、4ドアでありながら、ボディサイドがスポーツカーらしいデザインになっているのも、フリースタイルドアならではのメリットです。
ボディサイズを見ると、全長4470×全幅1770×全高1340mmと、車高の低さが際立つディメンションであることが分かります。
この車高の低さに最も寄与しているのは、ボンネットに収まっているロータリーエンジン「RENESIS」。軽量コンパクトなロータリーエンジンのメリットが生かされたことで、ボンネットならびに車高を低く設定できたのです。
高い走行性能を予感させるインテリア
インテリアは、スポーツカーらしく包まれ感のある雰囲気が特徴。フロントシートもサポート性のあるものが採用されており、熱い走りを予感させるものとなっています。
一方リアシートに目を向けると、スポーツカーの後席としては比較的大き目のシートが設置されています。これなら、後席の乗員も膝を抱えながらドライブ…ということはなく、快適に過ごすことができそうですね。
マツダは新たな時代のロータリー像を示すことができるのか
大人4人がしっかり乗れるスポーツカー、という新たな価値観を提案したRX-8ですが、後継モデルが出ることもなく、現在は生産終了となっています。時代の流れ、といってしまえばそれまでなのですが、一方マツダは今の時代に合ったロータリーエンジンの活用法を模索しているようです。
過去には、ロータリーエンジンを発電機として用いたレンジエクステンダーの試作車が報道陣に公開されています。
いよいよ始まる2019年。マツダがロータリーエンジンの次なる姿を提示してくれるのか、期待したいところです。
[筆者:オートックワン編集部 / 撮影:小林 岳夫]
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