漫画「頭文字D」で憧れた車3選 ~赤城レッドサンズ編~
- 筆者: MOTA編集部
「頭文字D(イニシャルD)」は、1995年から2013年にかけて週刊ヤングマガジンにて連載していた、公道バトルを繰り広げる走り屋を描いた自動車マンガの金字塔[作:しげの秀一氏]。「イニD」の略称で親しまれ、多くの自動車ファンに影響を与えました。今回は群馬県赤城山をホームコースとする"赤城レッドサンズ"の車3車種をご紹介します。
赤城レッドサンズリーダー高橋涼介が乗るFC型RX-7
1985年にデビューし2代目となったマツダのRX-7(FC型)は、リトラクタブルヘッドライトを備えるコンパクトサイズの3ドアファストバッククーペ。心臓部には、2ローターの13B型ロータリーターボエンジンを搭載しています。
前後重量配分50.5対49.5とバランスが良く、軽量なエンジンとボディのおかげで俊敏なハンドリングが最大の特徴です。ただし、安定志向の市販車が多い中、マツダは軽さとハンドリングを最優先に設計した結果、乗り手の技量が必要とまで言われました。
走りを極めた「∞(アンフィニ)」
そんな高橋涼介のRX-7のグレードは、もともと2シーター仕様で販売された限定車の「∞(アンフィニ)。ボディカラーはクリスタルホワイトで、純正リップスポイラー、マツダスピード製MS-01ホイール、yours SPORTS製BORGH 747エアロミラーを装着し、派手さは無いものの硬派な走り屋といった印象に仕上がっています。
マツダ FC型RX-7の中古車相場
■中古車掲載台数:24台
■中古車相場:134.8万円~404.5(応相談含む)
※中古車掲載台数および相場は、2020年11月25日時点のデータ
プロジェクトDではヒルクライム担当の高橋啓介が乗るFD型RX-7
1991年、3代目となったFD型RX-7は、3ドアファストバックのパッケージングを継承しながら、流線型の美しいエクステリアを持ち、日本車最後のリトラクタブルヘッドライト装備モデルでもあります。エンジンは、ツインターボ化された「13B-REW型」を搭載。後期型のMT仕様では、自主規制いっぱいの280PSまでパワーが引き上げられました。
ハシリも見た目も“派手”な弟 啓介のFD
赤城レッドサンズのリーダー「涼介」の弟である高橋啓介は、ノリと勢いで突っ走るキャラクターでありながら、努力家の一面も持ち合わせています。そんな高橋啓介が乗るRX-7は、兄よりも1世代新しいFD型RX-7「Type R」。
ボディカラーは、コンペティションイエローマイカで、ボディ同色の純正リップスポイラー、マツダスピードのホイール、KNIGHT SPORTS製FD763 type2マフラー、大型リアウイングを装着し、兄涼介のFCとは真逆のやや派手なマシンに仕上がっています。
マツダ FD型RX-7の中古車相場
■中古車掲載台数:74台
■中古車相場:240.3万円~877万円(応相談含む)
※中古車掲載台数および相場は、2020年11月25日時点のデータ
高橋啓介の愛弟子 中村賢太が乗るS14シルビア
6代目シルビア(S14型)は1993年にデビュー。新しい型式が与えられているものの、プラットフォームは先代S13型のものを流用しつつボディサイズ3ナンバーに拡大し、“肥大化した”と酷評されました。エンジンは、2.0リッターに統一され、160PSの自然吸気と220PSのターボをラインナップしています。
先代S13型ですっかり走り屋仕様という認識が広まっていた結果、本来のデートカーとして購入するユーザーだけでなく、はなからスポーツ走行を目的に購入するユーザーも多く存在していました。
非力なNAでも雨の日は得意
赤城レッドサンズのメンバーで高橋啓介の愛弟子であるケンタこと中村賢太は、赤城レッドサンズ加入前、“タイヤが減らない”という理由で雨の日を好んで攻めていたため、レインバトルに一定の自信を持っています。
ケンタが乗るのは、オレンジの前期型S14シルビアで、自然吸気エンジンを搭載する「Q’s」。装着するパーツは、日産純正パーツ、RAYS製ホイール、マフラーなど軽微なもので、いわゆるライトチューンと呼ばれる控え目なカスタム内容に収まっています。
日産 S14シルビアの中古車相場
■中古車掲載台数:58台
■中古車相場:89.8万円~338.6万円(応相談含む)
※中古車掲載台数および相場は、2020年11月25日時点のデータ
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