マツダ ロードスター(2005年・3代目フルモデルチェンジ)新型車解説(5/6)
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スペアタイヤ廃止で150リッターのトランク容量を確保
ロードスターは初代からトップをトランクルームに収納しない方式を採ってきたが、ボディサイズがコンパクトということもあり、トランク容量については小さいものとなっている。今回の新型では、トランクルームの大きなスペースを占領していたスペアタイヤを廃止。コンパクトなパンク修理キットを搭載することで、従来比4%増となる150リッターのトランク容量を確保した。数値的には4%と小さいが、実際の使い勝手を考えれば、スペアタイヤレスとなった効果は絶大。
余談になるがパンクの大きな原因となっていた、梱包用の木箱やパレットの釘や、段ボール箱のホッチキス針が使われなくなってきたことで、パンク件数は大きく減少しているという。万が一のときはパンク修理セットで対応というのは、これからの時代にはふさわしいスタイルなのだろう。
室内のポケッテリア関係についてもかなりの充実度で、コンパクトな2シーターオープンモデルとしては、必要十分なものとなっている。
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