マツダ ロードスター(2005年・3代目フルモデルチェンジ)新型車解説(2/6)
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コークボトルからオーバルシェルになったボディ
ロードスターのボディは初代、2代目と続いてコークボトルシェイプと呼ばれる形状を用いていた。これはボディを真上から見たときに、ちょうどコーラのボトルのように、中心が絞られている形状のこと。新型ロードスターでは2代続いたこの形状ではなく、ボディを真上から見たときにサイド部分は直線で前後のコーナーをラウンドさせたオーバルシェイプへと改めた。
ボディサイズはひとまわり大きくなっている。先代と比べるとホイールベースは65mmの延長。ボディ全長は40mm延長され3995mmとなった。装着ナンバーに大きく影響したのがボディ全幅で、従来よりも40mmアップの1720mmとなった。この数値によりロードスターは3ナンバーで登録されることになる。
もっとも大きな変化を見せたのがトレッド。フロントトレッドで75mm、リヤトレッドで55mmもの拡大を行っている。2代目では前後トレッドの差は25mmでフロントが広かった。新型もフロントトレッドが広いセッティングだが、その差は5mmにまで縮められている。
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