新型マツダ CX-5がフルモデルチェンジで2017年2月に発売!最新情報まとめ【初心者向け解説】
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▼新型CX-5がいよいよ日本国内でも正式発表!併せて価格も公開
新型CX-5が、いよいよ日本において正式に発表されました。
新型CX-5の発売は2017年2月2日ですが、2016年12月15日の発表と同時に予約受注を開始しています。予約受注に伴い新型CX-5の価格も判明していますが、気になるのは現行CX-5との価格差がどのくらいなのか、という点でしょう。そこで、新型と旧型のCX-5の価格をグレード毎に比較してみます。
【新型CX-5 ガソリン車】
[2WD]
20S/(新型)2,462,400円|(旧型)2,446,200円|(価格差)16,200円
20S PROACTIVE/(新型)2,689,200円|(旧型)2,548,800円|(価格差)140,400円
25S L Package/(新型)2,986,200円|(旧型)2,872,800円|(価格差)113,400円
[4WD]
25S/2,689,200円|(旧型)2,673,000円|(価格差)16,200円
25S PROACTIVE/(新型)2,916,000円|(旧型)2,775,600円|(価格差)140,400円
25S L Package/(新型)3,213,000円|(旧型)3,099,600円|(価格差)113,400円
【新型CX-5 ディーゼル車】
[2WD]
XD/(新型)2,775,600円|(旧型)2,835,000円|(価格差)59,400円
XD PROACTIVE/(新型)3,002,400円|(旧型)2,937,600円|(価格差)64,800円
XD L Package/(新型)3,299,400円|(旧型)3,261,600円|(価格差)37,800円
[4WD]
XD/(新型)3,002,400円|(旧型)3,061,800円|(価格差)59,400円
XD PROACTIVE/(新型)3,229,200円|(旧型)3,164,400円|(価格差)64,800円
XD L Package/(新型)3,526,200円|(旧型)3,488,400円|(価格差)37,800円
※価格は全て税込
グレード構成については、旧型と新型CX-5に違いはありません。
価格差についてはバラつきがありますが、ガソリン車は20Sはほぼ変わらず、20S PROACTIVEと25S L Packageが10~15万円ほど値上げしています。ディーゼル車の価格差については3~6万円と、ガソリン車に比べてその差は少ないです。
新型CX-5は全グレードの価格がアップしているものの、値上げ幅は僅かと見ることもできます。
(2016年12月16日更新/Text:オートックワン編集部)
▼ロサンゼルスモーターショー2016で新型CX-5が世界初公開!
2012年に発売し、マツダで初めてSKYACTIVテクノロジーを、ボディ、シャシー、エンジン、トランスミッションと、全ての領域で採用したクルマ、CX-5。その後、アテンザ、アクセラ、デミオ、そしてロードスターと主要車種がフルモデルチェンジを敢行し、いよいよ、元祖SKYACTIVのCX-5も初のフルモデルチェンジを迎えることになりました。
初代CX-5では、全面採用されたSKYACTIVの恩恵により、燃費性能を損なうことなく、意のままに操れる人馬一体の爽快なドライビング、そして現実的な価格設定がなされたことで高い人気を誇りました。登場した年には日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞し、2012年、2013年と2年連続でSUV販売台数No.1を獲得するほどの売れ筋車種となっています。これほど大ヒットした車種のフルモデルチェンジほど、難しいものはありません。
しかし、ロサンゼルスモーターショー2016で公開された新型CX-5は、その期待に十分に応えることができるだけの魅力を備えていることがわかりました。マツダのクルマ作りを次世代へと誘うべく、進化と深化を果たした一台、それが新型CX-5なのです。
▼モデルチェンジで新型CX-5は現行モデルから何が変わったのか
フルモデルチェンジを果たした新型CX-5、大きく変わったのは下記の3点です。
(1)Gベクタリングコントロールの搭載
(2)リアシートの快適性up
(3)室内静粛性up
アクセラのマイナーチェンジで発表され、既にマツダの主要ラインナップには採用されているGベクタリングコントロールがCX-5にも今回のフルモデルチェンジでいよいよ搭載されます。マツダ車のラインアップの中でも、SUVのCX-5は重心が高く、どうしても前後左右の揺れが大きくなってしまいます。しかし、Gベクタリングコントロールが、新型CX-5に揺れの少ないスムーズな乗り心地をもたらしてくれる事でしょう。
新型CX-5では、フルモデルチェンジによりフロントシート、リアシート共に改良されています。シート座面には新たに高減衰ウレタンを使用し、乗り心地が向上。さらにリアシートは角度が若干深くなったことに加えて、リクライニング機構を新たに装備。長距離を走った時の快適性能に磨きがかかりました。
室内の静粛性は、マツダのフラッグシップSUV、CX-9にも採用された技術を取り入れて、現行CX-5を上回る静けさをもたらしているようです。元々、先代CX-5もディーゼルとは思えない程静かだっただけに、新型CX-5がどれほどに静かなのか、今から期待せずにはいられません。
▼新型マツダCX-5 のエクステリアデザイン(外装)の特徴
マツダが誇る、クルマをただの鉄の塊でなく生き物のように生命を感じさせる、生きたクルマに感じさせてくれるデザイン「魂動」デザインが新型CX-5でも引き続き採用されています。全体的な印象はさほど大きく変わっていませんが、高さが15mm低くなったことによって、よりコンパクトかつ俊敏に動くような印象を与えています。しかし一方で、全高が低くなったことでSUVらしい、どんな道でも走破できそうなタフな印象が薄くなっています。
エクステリアで特に大きく変わったのはフロントフェイス。ヘッドランプのデザイン、フロントグリル等、現行CX-5の丸みを帯びたデザインから、新型CX-5では全体的にアテンザ以降のシャープなデザインへと進化しました。一方でテールデザインはより丸みを増し、ハッチバックのアクセラに近づいた印象です。
各上に当たるCX-9、そして一つ下のCX-3と共通するデザインが多くなり、新型CX-5は、SUVの"CX"シリーズ一員であることが明確にわかりやすくなったこともポイント。また東京モーターショーのコンセプトカーRX-Visionにあったデザインが、新型CX-5のフロントバンパーに採用されているのは、新しい世代の魂動デザインが投入され始めた事の表れと言えるでしょう。
▽新旧比較・正面(赤:新型/シルバー:旧型)
▽新旧比較・背面(赤:新型/シルバー:旧型)
▼新型CX-5と旧型CX-5のスペックを比較
スペック上では、新型と旧型のCX-5の外観・エクステリアはどれほど変わったのでしょうか。大きさを以下で比較してみたいと思います。
▼新型CX-5と旧型CX-5の基本スペック比較
全長:(新型)4545mm|(旧型)4540mm
全幅:(新型)1840mm|(旧型)1840mm
全高:(新型)1690mm|(旧型)1705mm
ホイールベース:(新型)2700mm|(旧型)2700mm
最小回転半径:(新型)5.5m|(旧型)5.5m
全長は5mmだけ新型CX-5が拡大してますが、全幅は変わっていません。また特徴的なのが全高が15mm低くなったことですが、これは新型CX-5がクルマの重心を下げたためです。全体としては、大きさは変わっていませんが車高が下がり、ボディが地面を掴んだようなエクステリアへと変貌を遂げています。
(2016年1月20日追記/Text:オートックワン編集部)
▼新型CX-5のインテリアデザイン(内装)の特徴
新型CX-5では、インテリアの方がエクステリアよりも大きく変わっています。マツダ最上級クラスのクルマであるアテンザやCX-9と共通する部分が多く、現行CX-5よりもワンランク上へと進化しました。
まず全高が低くなったことで、着座位置が下がっています。これによってステアリングの位置も下がり、さらに水平基調にまとめられていることから、全体的にゆとりを感じるインテリアになっています。また、ダッシュボードやドアの内張りといった肌に触れる部分にダブルステッチの入ったソフトパッドが採用され、これだけでも質感がワンランク上になったと感じます。
中央に配置されたマツダコネクト用の画面も横長になって大型化されたほか、ロードスターRFで採用されているカラーのマルチインフォメーションディスプレイも新型CX-5に採用されています。後部座席には、初となる2段階リクライニングに加えて、エアコン吹き出し口がついに設定されました。
インテリアカラーは、ピュアホワイトまたはブラックのレザー内装、ブラックのファブリック内装の3種類が設定されています。
▼マツダ新型CX-5に新ボディカラーが登場!
カラーも造形の一部と考えるマツダが生み出した、魂動デザインの造形美を質感高く際立たせるカラー"匠塗"(TAKUMINURI)。“ソウルレッドプレミアムメタリック”を皮切りに、“マシーングレープレミアムメタリック”という2種類が投入されていますが、新型CX-5には“ソウルレッドクリスタルメタリック”という新色が採用されます。
ソウルレッドクリスタルメタリックは、従来のソウルレッドプレミアムメタリックに比べて、彩度を約2割、深みを約5割増したことで、より瑞々しく艶やかな透明感を実現しています。
塗装膜がシンプルな3層である事に変わりはありませんが、光を反射させる"反射層"に進化の秘密が隠されています。従来用いられていた、光を反射させる極薄の高輝度アルミフレークに加え、光を吸収してシェードの濃さを強める光吸収フレークを新たに採用。一部の光をあえて吸収させることで、今まで2層必要だった深みの表現を1層のみで実現。輝く赤だけでなく、光の加減によって鮮やかな明るい赤、深く暗めの赤といった、コントラストが効いた赤に進化しています。このソウルレッドクリスタルメタリックは、新型CX-5を皮切りにマツダの各ラインアップに採用される予定です。
▽新型CX-5 新色 ソウルレッドクリスタルメタリック
▽新型CX-5 マシーングレープレミアムメタリック
新型CX-5では上記の2色に以下の6色を加えた、全8色のボディカラーが用意されています。
ジェットブラックマイカ
チタニウムフラッシュマイカ
ソニックシルバーメタリック
ディープクリスタルブルーマイカ
エターナルブルーマイカ
スノーフレイクホワイトパールマイカ
新型CX-5のボディカラーは、ディーゼルモデルであってもガソリンモデルでも、グレードに関係なく8色全てのボディカラーを選択することが出来るのが、特徴の一つといえるでしょう。
▼新型CX-5に搭載されるエンジンラインナップはガソリン2種とディーゼル1種の3モデル
新型CX-5には、ガソリンモデルの"SKYACTIV-G 2.0"、"SKYACTIV-G 2.5"、そしてディーゼルモデルの"SKYACTIV-D 2.2"が採用されます。いずれのエンジンも現行CX-5から継続採用にはなりますが、新型CX-5のボディ、シャシーの変更に合わせ、エンジンの制御システムには改良が加えられ、実際の走りや静粛性にはさらに磨きがかかっています。エンジン排気量とラインナップは現行CX-5と比べて変わり栄えはしませんが、新型CX-5へのフルモデルチェンジによって確実に進化を果たしていると言って良いでしょう。
▼新型CX-5の燃費・エンジン
現行CX-5では、高い燃費性能と優れた運動性能を両立していた事が特徴でしたが、新型CX-5も引き続きその特徴を継承しています。
エンジンやトランスミッションは現行CX-5のラインナップを継承する一方、シャシーやボディはフルモデルチェンジを機に一新。クルマ全体で最適化を図るSKYACTIVテクノロジーは、エンジンやトランスミッションも、新型CX-5に最適なセッティングへと再調整されており、ガソリンモデルとディーゼルモデルの両方で、燃費がわずかに落ちていますが、新旧ほぼ変わらない燃費値となっています。
<現行CX-5の燃費>
◆SKYACTIV-G(ガソリンモデル) :14.6~16.4km/L
◆SKYACTIV-D(ディーゼルモデル):18.4km/L
<新型CX-5の燃費>
◆SKYACTIV-G(ガソリンモデル) :14.6~16.0km/L
◆SKYACTIV-D(ディーゼルモデル):18.0km/L
▼新型CX-5の日本での発売日は2017年2月!
ロサンゼルスモーターショー2016でフルモデルチェンジを発表した新型CX-5。去る2016年11月には量産車の生産が本社宇品第2工場で開始され、2017年2月に予定されている日本での発売、そして海外への導入に向けて着々と準備が進められています。
現行CX-5は、マツダが持てるすべての技術をフル投入した、全方位SKYACTIVと魂動デザインの第1号として誕生し、後に続くアテンザ、アクセラ、デミオ、そしてロードスターの礎となると同時に、マツダが販売する車種の25%を占めるほどの人気車種となりました。
新型CX-5は、このSKYACTIVの技術と魂動デザインを継承し、そして次世代のSKYACTIV Gen-2、魂動デザインの究極"RX-Vision"へとつながる節目として、極めて大きな意味を持つ一台となる事でしょう。
ソフトパッドやダブルステッチによる室内の質感と静粛性の向上。G-ベクタリングコントロールと改良されたシートによる乗り心地の改良。さらに深みを増したソウルレッドクリスタルメタリックに低くシャープになったエクステリア等々。新しい話題も目白押しの新型CX-5発売の2017年2月が待ち遠しくてなりません。
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