日本にない日本車/マツダ アテンザディーゼル(2/3)

日本にない日本車/マツダ アテンザディーゼル
マツダ6 5-Turer(マツダ アテンザディーゼル) マツダ6 5-Turer(マツダ アテンザディーゼル) マツダ6 5-Turer(マツダ アテンザディーゼル) マツダ6 5-Turer(マツダ アテンザディーゼル) マツダ6 5-Turer(マツダ アテンザディーゼル) マツダ6 5-Turer(マツダ アテンザディーゼル) マツダ6 5-Turer(マツダ アテンザディーゼル) マツダ6 5-Turer(マツダ アテンザディーゼル) マツダ6 5-Turer(マツダ アテンザディーゼル) マツダ6 5-Turer(マツダ アテンザディーゼル) マツダ6 5-Turer(マツダ アテンザディーゼル) 画像ギャラリーはこちら

欧州マツダの開発拠点を直撃!

フランクフルト市街から15kmほど、ノンビリとした風景が広がるなかにマツダの欧州開発拠点「マツダ・モーター・ヨーロッパ/ヨーロピアンR&Dセンター」がある。

筆者がここへ来るのは、今回で3回目だ。

1度目は、マツダラインアップ全車を借りて、ニュルに持ち込んだ雑誌の企画で。2度目は、現行「アテンザ」のスポーティモデルのプロトタイプを超低速走行させる雑誌の企画で。

そして今回は、ディーゼルを乗りに来た。

マツダ6 5-Turer(マツダ アテンザディーゼル)

試乗後、インタビューと情報交換を兼ねて同センターの副社長兼ゼネラルマネージャー、松本浩幸氏にお目にかかった。そのなかで、以下のような話が出た。

「アテンザ」について

三角形をイメージした三軸での評価をしているという。頂点が「ファン・トゥ・ドライブ」として、他2点は「安心感」と「高速安定性」だ。

初代は「ファン・トゥ・ドライブ」が強め。現行車は「安心感」と「高速安定性」を引き立て、全体として「まとまった」イメージ。そして次期車は、原点回帰。現行車でやや大人しく感じられる「ファン・トゥ・ドライブ」をさらに際立たせるという。(前述の2010年末・三次テストコース試乗会でのマツダ関係者の声)

「ディーゼル」について

欧州ではCO2削減意識が強く、長距離移動も多い。そのためディーゼル車が常識。ロシア、南欧州ではまだガソリン比率が高いが、それ以外の欧州ではディーゼル車のシェアは半分以上だ。

また、ハイブリッド車については高速走行と長距離移動が多いドイツではメリットが少ない。今後もディーゼル車の需要が高いままであろうと予測。

マツダ・モーター・ヨーロッパ/ヨーロピアンR&Dセンター 副社長兼ゼネラルマネージャー 松本浩幸氏

さらに、こんな話も伺ってみた。

Q「先日発表がありましたが、アメリカでのRX-8販売休止など、排ガス規制がロータリーエンジンに大きく影響し始めました。欧州では今後、ロータリーはどうなると思いますか?」

松本さん「マツダの開発関係の社員は、ロータリーをやりたくて入社している人が多い。私もそのひとりです。現在の技術系担当役員たちも、同様の思いがあります。ロータリーについてもSKYACTIVがどこまで活かせるのか?それがキーです。

例えばシュミレー ション技術、燃焼の見える化技術を活用してSKYACTIVのロータリー版をやらなかればいけないと思います。具体的に、それをいつやるかですが・・・。まずは、ガソリンとディーゼ ルのSKYACTIVで(開発に対する)原資を作ってからですね」

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桃田 健史
筆者桃田 健史

日米を拠点に、欧州、BRICs(新興国)、東南アジアなど世界各地で自動車産業を追う「年間飛行距離が最も長い、日本人自動車ジャーナリスト」。自動車雑誌への各種の連載を持つ他、日経Automotive Technologyで電気自動車など次世代車取材、日本テレビで自動車レース中継番組の解説などを務める。近著「エコカー世界大戦争の勝者は誰だ?」(ダイヤモンド社)。1962年東京生まれ。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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