極上の移動空間〜西陣織インテリアを備えたレクサスのフラッグシップ「LS」で京都を訪ねる/レクサス【PR】(1/2)
- 筆者: 飯田 裕子
- カメラマン:南井 浩孝
レクサスの最上級モデル「LS」に、新たに加わった日本の伝統工芸「箔」と「西陣織」を使った特別な内装。『月の道』をイメージしたというドアの内張りは、LSの空間をさらに特別なものへ。
美しさと心地よさ、そして伝統と挑戦。レクサスとふたつの伝統工芸が出会ったことで生まれたこの内装をもつLSで、京都・西陣を訪ねた。
レクサスLSのおもてなしの空間がいかにして作られたのか?
「月の道」が生まれた京都・ 西陣にレクサスLSで向かった。レクサスのフラッグシップモデルであるLSは2017年に5代目を発表。それから4年後となる2020年末に内外装や走行パフォーマンス、安全技術などを改良/装備する最新モデルが登場している。
初対面の際、芸術的とも思えるインテリアの雰囲気をまさに“装いも新たに”高めていたのが、ドアトリムに施された「月の道」をテーマとする新開発の内装コーディネイトだった。
オーナメントパネルには「月明かり」のイメージをプラチナ箔で表現。金沢を代表する伝統工芸「金箔」の手技によって生まれたプラチナ箔は金沢箔を様々な分野で広める「箔一」が製作。そして「月明かりによって煌めく波(銀波)」を西陣織で表現したのが京都・西陣の「細尾(HOSOO)」だ。
「月の道」は二つの日本の伝統の技とレクサスとのコラボレーションによって完成しているが、今回は“銀波”を手がけた、今、世界の一流ブランドも注目する「HOSOO」を訪ねた。
完全なる完成はないからこそ挑戦し改良し続ける姿勢
LSはモデルが登場したときからフラッグシップとして一定の完成度はすでに持ち合わせていたけれど、クルマとしての性能と、室内環境の向上の両方を追うとなれば、完全なる完成はない。レクサスはその”終わりなき完成”に向け、今回の改良に取り組んだ。
時間が許すなら東京~京都~金沢と「月の道」を辿るドライブを1000キロでも2000キロでもしてみたくなった。昨年末に改良が行われた新型LSはデザインのみならず走行性能の改良や最新の安全技術/高度運転支援技術を搭載し、今思い出しても長距離移動した直後から精力的な取材をすることだって少しの不安もなかった。
トヨタとは異なるブランドとして、もちろん欧州プレミアム勢と肩を並べつつ、彼らとは異なる明らかな独自性をようやく身につけてきたと感じるレクサス。それはドライブフィールからデザイン、そしてそれらをレクサスらしく総合的に統一、整えられた上質さからくるもので、レクサス流の哲学のようなものがブレずに継承されながら、車両が進化を続けてきているからだと思う。一部が優れていても、それは単に一部が優れたモデルとしか成り得ない。
ショーファードリブンカーでありドライバーズカーでもあるレクサスのフラッグシップモデルであるLSは、今まさにその両立が高いレベルで築かれていると実感できる。
LS500hはV6、3.5リッターエンジン+モーターを組み合わせたハイブリッド車だ。動力のマナーがクルマの性格や性質を左右する。LSは静かに滑らかに走る。スポーツカーなら「路面に届くような音やビート感がたまらない!」となるけれど、LSはその対極にある。ではドライバーにとって退屈なクルマなのかと言えばそうではない。ロングドライブでもドライバーが自ら走らせていたい、しかしドライバーを疲れさせない快適な走る楽しさを持ち合わせている点がLSのドライバーズカーとしての魅力の一つ。
走り出しにEVモードも取り入れながら、ドライバーの意思を操作から察し、LSらしいジェントルでときには力強い駆動をレスポンスよく与えてくれる。LS500hの場合、このV6エンジンと2基のモーター、賢い10段階の変速システムによってそれらが行われている。改良後は加速時のバッテリーアシスト量を増やし加速性能を向上させたほか、発進加速時の回転数を低下させ、静粛性もますます向上していた。
またそんな動力を受け取るタイヤやサスペンションなどの足まわりの改良によって、とくにこの滑らかな直進走行のなかに存在するわずかな揺れやブレのような雑味も払拭され、一層快適な乗り心地を得たように思えた。静かなクルマほどこのような雑味を意識しやすくなるからこそ、あっちを良くすれば今度はコッチが気になる、ということもあるが、それを一つずつ見直していってこそ洗練度が増すというものだ。
ハンドルを握るドライバーにも、同乗者にも優しいLS
快適さを優先するイメージのあるショーファードリブンであっても運転席が快適と思えるのは、ハンドル操作に対するクルマの反応もしかりで、切り始めの1センチ以内の反応やその後の切り込み量も含めて手応えはちゃんとあるのに機敏すぎず、スッキリと動きムダな余韻を残さない。おかげでドライバーの意思通りにクルマは動き、同乗者にも不快感を与えないだけでなく、ドライバーにとっても少しも退屈ではない。
一方でそんな走行性能をスマートに反映させた高度な運転支援技術「Lexus safety System +A」もレーダークルーズコントロールの制御がさらに進化。例えば高速道路や自動車専用道路ではレーントレーシングアシストのスイッチをオンすればナビゲーションの地図とも連携し、カーブの手前でステアリング操作と速度制御をごく自然に行ってくれる。サポートに頼れる領域がますます増えているのだ。さらに改良後のLSでは運転支援を進化させた「Lexus Teammate」と総称される技術群に新たに「Advanced Drive」が加わった。これはこれまでのアクセルやブレーキ、さらにハンドル操作からも解放されロングドライブのストレスの軽減もさらに増す。楽に移動させてもらった分、到着後、目的地でよりアクティブな活動ができそう。
同乗者(=後席)は新幹線や飛行機で移動するよりも快適なのは明白だ。実は訳あって京都までのドライブは後席からスタートした。「クルマ酔いが心配だから30分だけ仕事をしたい」と編集者に運転を任せノートPCに向かうも、一向に気分が悪くなる様子はない。ドアを閉めた瞬間から外界と隔てられた空間は音や空調までデザインされ、静粛とともに硬いアスファルトを滑らかにいなす乗り心地が重厚なシートを介して伝わる…、いや伝わらないのがいい。フロントシートよりも幾分か脇のサポートを緩めたリヤシートの快適さとサポート性能のバランスも絶妙だ。
ちなみに京都に向かう朝は早かった。そこで早朝に出勤するエグゼクティブたちはこんな快適な空間でオフィスに向かうことができるのかと、この移動時間の質の高さを実感でき選ばれる理由もよくわかる。
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