[試乗]レクサス新型ISがビッグチェンジで進化(3/3)

[試乗]レクサス新型ISがビッグチェンジで進化
<レクサス IS 350 ”F SPORT”>レクサス新型ISシリーズ マイナーチェンジモデル 試乗レポート/山本シンヤ <レクサス IS 350 ”F SPORT”>レクサス新型ISシリーズ マイナーチェンジモデル 試乗レポート/山本シンヤ <レクサス IS 300h ”F SPORT”>レクサス新型ISシリーズ マイナーチェンジモデル 試乗レポート/山本シンヤ <レクサス IS 200t ”F SPORT”>レクサス新型ISシリーズ マイナーチェンジモデル 試乗レポート/山本シンヤ <レクサス IS 200t ”F SPORT”>レクサス新型ISシリーズ マイナーチェンジモデル 試乗レポート/山本シンヤ <レクサス IS 350 ”F SPORT”>レクサス新型ISシリーズ マイナーチェンジモデル 試乗レポート/山本シンヤ <レクサス IS 350 ”F SPORT”>レクサス新型ISシリーズ マイナーチェンジモデル 試乗レポート/山本シンヤ <レクサス IS 350 ”F SPORT”>レクサス新型ISシリーズ マイナーチェンジモデル 試乗レポート/山本シンヤ <レクサス IS 350 ”F SPORT”>レクサス新型ISシリーズ マイナーチェンジモデル 試乗レポート/山本シンヤ <レクサス IS 200t ”F SPORT”>レクサス新型ISシリーズ マイナーチェンジモデル 試乗レポート/山本シンヤ <レクサス IS 200t ”F SPORT”>レクサス新型ISシリーズ マイナーチェンジモデル 試乗レポート/山本シンヤ 画像ギャラリーはこちら

操舵フィールと乗り味のバランスも改善された

<レクサス IS 350 ”F SPORT”>レクサス新型ISシリーズ マイナーチェンジモデル 試乗レポート/山本シンヤ<レクサス IS 300h ”F SPORT”>レクサス新型ISシリーズ マイナーチェンジモデル 試乗レポート/山本シンヤ

ハンドリングは、従来モデルではステアリングを切り始めていった時の初期応答のあいまいさに対し、その後の動きがキビキビしすぎていたのでアンマッチ感があったが、新型は操舵フィールと乗り味のバランスが取れたように感じた。

また、従来モデルでは同じFスポーツでもIS300hとIS350で乗り味が異なっているのが気になったが、新型では統一感が感じられるようになった。ただ、初期応答のあいまいさはそのままなので、悪く言えばIS350 Fスポーツが全体的にダルな方向にシフトしたとも言えるのだが・・・。

>>レクサス新型ISシリーズ マイナーチェンジモデル フォトギャラリー

ちなみにFスポーツは可変ダンパーのAVS、バージョンLはコンベンショナルなダンパーを採用するが、今回試乗のバージョンLはオプションのスポーツサスペンションを装着していた。しかしこれがFスポーツと同じ物・・・。

実はデビュー当初からそうなのだが、FスポーツとバージョンLのユーザーは、求める性能が違うと思うのだがどうだろうか。

正常進化以上の”WOW!”・・・そろそろプラットフォーム刷新にも期待

レクサス新型ISシリーズ マイナーチェンジモデル 試乗レポート/山本シンヤ

このように、従来モデルと比べると確実には進化・熟成をしているのは間違いないのだが、トヨタ・プリウスやC-HRのような“驚き”はなく正常進化。

逆を言えば、プラットフォームやパワートレインに限界が見えてきている感じもある。すでにLCや次期LSは新GA-Lプラットフォームに刷新され、LCは海外試乗会でも高い評価だと聞いているが、より多くの人が買うクラスであるIS/GSもできるだけ早いタイミングで刷新させる必要があると思っている。

[レポート:山本シンヤ/Photo:原田淳]

LEXUS IS 300h ”F SPORT”[FR] 主要諸元

<レクサス IS 300h ”F SPORT”>レクサス新型ISシリーズ マイナーチェンジモデル 試乗レポート/山本シンヤ

全長x全幅x全高:4680x1810x1430mm/ホイールベース:2800mm/乗車定員:5名/車両重量:1680kg/駆動方式:後輪駆動/エンジン種類:直列4気筒 DOHC ガソリン直噴エンジン/総排気量:2493cc/エンジン最高出力:178ps(131kW)/6000rpm/エンジン最大トルク:22.5kgf-m(221N・m)/4200-4800rpm/使用燃料:無鉛レギュラーガソリン/モーター種類:交流同期電動機/モーター最高出力:143ps(105kW)/モーター最大トルク:30.6kgf-m(300N・m)/駆動用主電池:ニッケル水素電池/トランスミッション:電気式無段変速機/燃料消費率:23.2km/L[JC08モード燃費]/サスペンション:(前)ダブルウィッシュボーン式(後)マルチリンク式/タイヤサイズ:(前)225/40R18(後)255/35R18/メーカー希望小売価格:5,680,000円[消費税込]

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山本 シンヤ
筆者山本 シンヤ

自動車メーカー商品企画、チューニングメーカー開発を経て、自動車雑誌の世界に転職。2013年に独立し。「造り手」と「使い手」の両方の気持ちを“解りやすく上手”に伝えることをモットーに「自動車研究家」を名乗って活動をしている。西部警察は子供時代にリアルでTV放送を見て以来大ファンに。現在も暇があれば再放送を入念にチェックしており、当時の番組事情の分析も行なう。プラモデルやミニカー、資料の収集はもちろん、すでにコンプリートBOXも入手済み。現在は木暮課長が着るような派手な裏地のスーツとベストの購入を検討中。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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