パナソニック「ストラーダ」2019年モデルの新型ナビは10インチの大画面! 逆走探知機能も強化

  • 筆者: MOTA編集部
  • カメラマン:MOTA編集部

自分のピッタリのナビが選べる!

パナソニックはカーナビゲーションブランド「ストラーダ」の2019年モデルを2019年9月4日に発表した。今回はカーナビゲーションとドラレコを発表。使用目的や用途などニーズに対応すべく、ナビだけで9機種、ドラレコ2機種の全11機種がデビューした。

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対応車種は400台以上! 古いクルマにもフィットする

今回の目玉は、Blu-ray再生に対応した「CN-F1X10BD」とDVD再生に対応する「CN-F1X10D」だ。2016年に発売したモデルより2DINサイズに収まるフローティングディスプレイ(独特の浮遊感がる構造)を採用する同社だが、今までは9インチのディスプレイを採用していた。今回発表したこの2機種は、10インチと大型化が図られた。従来の9インチディスプレイを採用した「CN-F1D9D」も同時に発表。

価格はオープンプライスながら、「CN-F1X10BD」が19万円前後、「CN-F1X10D」が17万円前後、さらには「CN-F1D9D」は11万円前後と、昨今の“大型ナビ”人気に応えるため、様々なニーズを想定したラインアップとした。

ナビ本体のサイズはそのままに画面の大きさをアップ!

2019年モデルの新しいストラーダ、その中でも上位モデルである「CN-F1X10BD」、「CN-F1X10D」さらには「CN-F1D9D」は従来のディスプレイユニットのサイズに、「タブレットに匹敵する」という狭額縁化の10型フローティングディスプレイに変更し、見た目もスッキリしたうえにデザイン性も向上した。従来モデルはモニターまわりをシルバー基調としていたが、新型ではクルマのインテリアによりマッチするよう、マグネシウム合金を使用したブラック基調となった。

ストラーダ史上、最上級の高画質に進化

高精細なHDブリリアントブラックビジョンを搭載し、表示解像度を従来比2.4倍に向上。10型ディスプレイの解像度は720×1,280ドットとなった。これまでの製品はBlu-rayのHD映像を表示する場合も、一度映像をVGAに変換し、HDディスプレイに引き伸ばして表示していたが、今回の新製品はVGAに変換せず、HD画質のまま処理して表示することを可能とした。

ディスプレイについて専門的な話をすると、高解像度のHDパネルと広視野角、高輝度のIPS液晶の採用に加え、ディスプレイ表面の低反射(AGAR)フィルムや空気層をなくしたエアレス構造により、外光の反射、液晶光の内部反射などによる映り込みを抑えている。そのため、いかなる環境においても綺麗な映像をより楽しめるようになった。

逆走運転を撲滅! 親切な注意喚起で安全運転

一方通行や制限速度などの情報を音声と画面表示で知らせてくれる機能や高速道路の逆走などの注意喚起は以前から搭載していたが、新型では逆走が起こりやすい高速道路のサービスエリアの出入り口などでも注意喚起されるという。新型では首都高速などの都市高速にも対応するなど、逆走探知機能を強化したという。

さらに、生活道路区域である「ゾーン30」や色分けされた路面などもリアル画面に表示されるため、旅先など不慣れな場所での運転も安全に行える。

高度化光ビーコンの情報を活用した「信号情報活用運転支援システム」にも対応。青信号通過を知らせる「信号通過支援」、早めの減速を促す「赤信号減速支援」、赤信号から青信号への残り時間を知らせる「発進遅れ防止支援」など、スムースな走行をサポートしてくれるのだ。

既存ユーザーの不満をしっかり解消!

メニュー、オーディオ、地図、音量といったボタンが画面上部に設置されているのは2019年モデルの新型ストラーダも旧型も同じだが、ボタンの配置を大きくヘ変更した。というのも、旧型モデルはボタン同士が離れておらず、ご操作が多かったそうだ。そこで新型ではそれぞれのボタンを独立させ、操作性を向上させているのだ。

あおり運転阻止! 暗い夜道でもしっかり録画するドラレコも

ナビと連動する専用のドライブレコーダーも同時に2機種発表した。ひとつは、前後2カメラの「CA-DR03TD(予想価格4万円前後)」。もう一つは、1カメラの「CA-DR03D(予想価格2.5万円前後)」である。

F値1.2の明るいレンズの採用で、最低被写体照度0.1ルクスでの撮影が可能。暗いシーンもしっかり録画できるという。カーナビ画面で後方の映像も確認でき、昨今話題の「あおり運転の不安にも対応した」という。

ナビ画面の右下にカメラアイコンを新たに採用。とっさに後方を映像を確認できるなど、操作性も抜群だ。2カメラタイプでは車体の前後を同時に録画、バック時にリバース連動でバックミニターとしても使用できる。

7インチ派の方に朗報! 充実の装備で価格も◎

一方、普及版のストラーダ2019年モデルの7型ディスプレイだが、Blu-rayの再生に対応したモデルとして、「CN-RX06WD」(パネルサイズ200mmワイド)と「CN-RX06D」(180mm)も月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は各11万円前後。

BDソフトや、BDレコーダーで録りためたディスクを車内で楽しめる。従来比で、モニターの輝度を1.3倍、コントラストを1.5倍に高め、さらに明るく高画質な映像視聴が可能。前後2カメラドライブレコーダー「CA-DR03TD」と連携もできる。

7型の一体型カーナビスタンダードモデルも11月上旬に発売する。価格はオープンプライスだ、「CN-RA06WD」(パネルサイズ200mmワイド)、「CN-RA06D」(同180mm)が各8万円前後、特定販路向け「CN-RE06WD」(同200mm)と「CN-RE06D」(同180mm)が各7万円前後 となる予定だ。

【筆者/撮影:MOTA編集部】

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筆者MOTA編集部

MOTA編集部。編集部員は、自動車雑誌の編集者やフリーランスで活動していた編集者/ライター、撮影も同時にこなす編集ディレクターなど、自動車全般に対して詳しいメンバーが集まっています。

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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