【発表会】究極のプレミアムブランド「メルセデス・マイバッハ」が新たに誕生
- 筆者: トクダ トオル(MOTA)
- カメラマン:オートックワン編集部
最高級ブランド「マイバッハ」がかたちを変えて復活
メルセデスの最高級ブランド「マイバッハ」が復活した。メルセデス・ベンツ日本は2月25日、メルセデス・ベンツの新たな高級ブランドとして「メルセデス・マイバッハ」を誕生させ、第一弾モデル『メルセデス・マイバッハ Sクラス』の日本導入を開始した。かつて2002年からおよそ10年間に渡りメルセデス・ベンツブランドとは独立して存在していたマイバッハ。今回はかたちを変え「メルセデス・ベンツ Sクラス」の上級グレードとして再投入された格好となる。
メルセデス・マイバッハの世界観をオペラで表現
都内で行われたプレス発表会では、新しいメルセデス・マイバッハの世界観を伝えるべく、オープニングでオペラが上演された。生のオーケストラ演奏とともに3人のオペラ歌手が次々と登場。モーツアルトの「フィガロの結婚」やプッチーニの「トスカ」などの中から4曲がスペシャルバージョンとして歌われた。
17世紀にイタリアで生まれたオペラだが、現在その文化を牽引しているのが、メルセデス・マイバッハの故郷でもあるドイツだという。オペラの演奏に合わせステージに登場したメルセデス・マイバッハ Sクラス。その後席から現れたメルセデス・ベンツ日本の上野 金太郎 代表取締役社長 兼 CEOは『ドイツにはオペラの劇場が100近くあり、ドイツのどこからでもクルマで30分走ればオペラ劇場があるほど、ドイツでは広く根付いた文化だ』と説明する。
キーワードは「五感で感じる極上の快適性と「未来へつながる知性」
上野社長はメルセデス・マイバッハ Sクラスの特長について『五感で感じる極上の快適性』と『未来へつながる知性』のふたつのキーワードを挙げる。既にラグジュアリーサルーンのベンチマークとして世界中から愛されるメルセデス・ベンツ 新型Sクラスだが、メルセデス・マイバッハ Sクラスではホイールベースをさらに20cm延長し、その全てを後席空間に充てた。
五感で感じる極上の快適性だが、量産車としては世界最高の後席静粛性を確保。最大43.5度のリクライニングやホットストーン式マッサージも可能な極上のエグゼクティブシートを装備。24個のスピーカーと合計1540Wの24チャンネルアンプ、5.1チャンネルサラウンドシステムなどを統合した「Burmesterハイエンド3Dサラウンドサウンドシステム」で究極の音響空間も実現させる。嗅覚の面でも、Sクラスに先行採用される「パフュームアトマイザー」(エアコンに仕込まれた芳香機能)にマイバッハオリジナルの香りを用意。さらにはドイツの高級銀食器メーカー「ROBBE&BERKING」(ロベ・アンド・バーキング)社製のオリジナルシャンパングラス(!)と冷蔵庫まで用意されるなど、まさに後席の乗員の五感に訴えるべく、贅沢の限りを極めた。
万が一の際にも大事な乗員を守るのがメルセデス流
もちろん、ただ単に贅沢を極めただけでないところがメルセデスらしいところ。「未来へつながる知性」として、Sクラスで先行している「マジックボディコントロール」や、ステレオマルチパーパスカメラと6つのミリ波レーダーセンサーなどを用いた先進安全技術「Radar Safety Package(レーダー・セーフティ・パッケージ)」はもちろん標準装備。ライバルのプレステージモデルでは果たせていない「部分自動運転」までも実現しているのは言うまでもない。さらには贅沢な後席についても、「クッションエアバッグ」や「SRSベルトエアバッグ」を備え、リラックスした姿勢の乗員を万が一の衝突にもしっかり守ってくれるという万全っぷり。
このように贅沢を極めたメルセデス・マイバッハ Sクラス。V8 4.7リッターツインターボエンジン搭載の「メルセデス・マイバッハ S550」(22,000,000円)と、V12 6.0リッター搭載の「メルセデス・マイバッハ S600」(26,000,000円) の2グレードが用意される。
しかも、これだけでは満足出来ない方のために!?、3月のスイス・ジュネーブショーでは、さらに贅沢な第二のメルセデス・マイバッハ(リムジンモデル!)の登場も控えているというのだから、恐れ入る・・・。
[Photo&レポート:トクダ トオル(オートックワン編集部)]
メルセデス・マイバッハ Sクラス 関連記事はこちらも併せてチェック!
■メルセデス-マイバッハ Sクラス 試乗レポート/島下泰久[2015年2月5日]
■メルセデス・ベンツの新ブランド“メルセデス・マイバッハ ”を発表[2015年2月25日]
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。