目指せ高価買取り! 大切にしてきた愛車、少しでも高く売るためにはどうすればいい?

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長く乗ってきた愛車を売却する際、どうしたら高く売れるのだろうか。それがちょっとしたひと手間で、査定額が変わるとしたら…!

今回は、これまで多くのクルマを乗り継いできた自動車ライターの小鮒 康一氏が、誰でも出来る高価買取りテクニックを伝授する!

目次[開く][閉じる]
  1. ちょっとした気配りで数万円単位かそれ以上の価格差も!?
  2. アピールポイントを伝えるべし! でも、ぶつけた跡はどうする!?
  3. 実は一番大事なポイント! いつ売るのか、いくらくらいが希望なのかをハッキリ伝えよう
  4. 車をラクに高く売りたいなら、一括査定サービス「MOTA車買取」がおすすめ

ちょっとした気配りで数万円単位かそれ以上の価格差も!?

クルマの買い替えに伴ってしなければならないこと、それが今まで苦楽を共にしてきた愛車との別れです。せっかく今まで大切にしてきた愛車ですから、手放すときは少しでも高く売りたいというのが人情というもの。

もちろん、車種や年式、走行距離といった基本情報から導き出される買い取りのベース価格はある程度決まっていますから、いきなり「買い取り価格が倍になった!」ということはまずあり得ませんが、車種によっては数万円単位かそれ以上に価格差が発生する可能性もあるのです。

高価買取りの基本は“洗車”から

そういった点を踏まえて、まず売却の査定前にやっておきたいことの筆頭が“洗車”です。

クルマとしての価値が同程度の車両があったとして、片や水アカだらけ泥だらけで、車内も飲みかけのペットボトルやファストフードの食べかすが散乱しているようなクルマと、定期的な洗車や車内清掃によって清潔感のある状態を保っているクルマがあれば、当然後者の方が好条件は出やすくなります。

これは後者の方がクルマを丁寧に扱ってきたという印象を与えやすいというのは当然ですが、あまりに汚れたままの車両では、汚れの下にあるかもしれないキズを見落とす可能性や、買い取った後に車両を清掃する際の手間なども考慮されてしまうため、必然的に好条件が出にくくなってしまうというワケです。

ただ、長年の汚れを査定する直前にキレイにしようと思っても一筋縄ではいかないことが多くあります。そのため、愛車は定期的な洗車と車内清掃を行って常にクリーンな状態をキープするのが、最終的に高く買い取ってもらう秘訣と言えるでしょう。


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アピールポイントを伝えるべし! でも、ぶつけた跡はどうする!?

あらかじめわざわざ板金修理はする必要なし!

キレイな状態のクルマの方が高値で買い取ってもらえる可能性が高い、というのはお分かりいただけたかと思いますが、ウッカリつけてしまったキズや凹みがあった場合、板金修理をしてから売却した方がオトク、ということにはなりません。

当然、キレイになった分は買い取り価格がアップするでしょうが、それ以上に板金塗装の費用がかかってしまうことは明白なので、トータルでは損をすることになってしまいます。

また、よほど腕に覚えがある人以外、自らの手でキズや凹みを補修するのも止めておいた方がいいでしょう。素人による補修がなされていると、その補修部分を一旦除去してから修理することになるため、二度手間となってしまって返ってマイナス査定にもなりかねません。

そもそも中古車販売店は自社で板金工場を保有していたり、提携先の板金工場が存在していたりするため、一般ユーザーが修理をするよりも低コストで直すことができるので、売却するユーザーがコストをかけて修理するメリットはないと言えるのです。

アピールしたいポイントを整理しよう

愛車を売却する際に、アピールしておきたいポイントはあらかじめピックアップしておくといいでしょう。メンテナンス履歴をアピールする際は記録簿などと共に説明すれば説得力は抜群です。

ナビやオーディオ、装着したオプションパーツなどは査定で見落とされる場合もありますし、その場ではすぐに指摘できない場合もあるので、リスト化しておくと思わぬプラス査定となる可能性もあります。

また、メーカー純正アクセサリーではない社外パーツ(アルミホイールやエアロパーツ、ローダウンサスペンション等)はプラス査定になるもののあれば、査定に直接影響がないもの、中にはマイナス査定となってしまうものも残念ながら存在します。

そのため、メーカー純正部品が保管してあるのであればその旨を伝えることを忘れずに。

装着されていてもいなくても査定に影響しないものなどは、手放す前に取り外したり、純正に戻したりしてネットオークションや中古パーツ店に売却するという選択肢も視野に入れたいところ。ただし、脱着の工賃が発生するものは、工賃と売却額を考慮しないと赤字になってしまう場合もあるので注意したいところです。

実は一番大事なポイント! いつ売るのか、いくらくらいが希望なのかをハッキリ伝えよう

曖昧な態度をとると損をするかもしれない!?

中古車の価格というのは常に変動しています。そしてクルマは日に日に古くなっていきますから、売るタイミングが遅くなればなるほど安くなってしまう傾向が強くなります。

そのため、いつまでに手放す予定なのかをハッキリ伝えておかないと、あくまで現時点での無難な買い取り価格しか提示されることはなく、高価買取は夢のまた夢…となってしまいます。

営業マンからの押しをかわすため、人によってはつい曖昧な返事をしてしまうかもしれませんが、むしろそれは逆効果なのです。

売る時期がはっきりしていると、買取り価格も勝負出来る!

逆にいつまでに売るのか、いくらぐらいで売りたいのかをハッキリさせることで、買取店側も買取後の道筋を描きやすいため、好条件が出やすくなります。

特に特定の車種を探している顧客を抱えている場合などは、在庫のリスクや保管場所を占有する可能性も低いので、より高値が提示される可能性もあるのです。

そのため、愛車を売却するのであれば短期集中型が最も高値を導き出す近道とも言えます。

ただ、1日で回れる買い取り業者の数には限りがありますから、一括査定サイトなどのサービスを活用することで、数ある買い取り業者の中から最も高値を付けてくれるところを見つけることができるかもしれません。

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[筆者:小鮒 康一]

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小鮒 康一
筆者小鮒 康一

1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後に急転直下でフリーランスライターへ。国産旧車に造詣が深いが、実は現行車に関してもアンテナを張り続けている。また、過去に中古車販売店に勤務していた経験を活かし、中古車系の媒体でも活動中。最近では「モテない自動車マニア」の称号も獲得。記事一覧を見る

MOTA編集部
監修者MOTA編集部

MOTA編集部は自動車に関する豊富な知識を持つ専門家チーム。ユーザーにとって価値のあるコンテンツ・サービスを提供することをモットーに、新型車の情報や、自動車の購入・売買のノウハウなど、自動車に関する情報を誰にでも分かりやすく解説できるように監修しています。

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