ジャガー XFR 試乗レポート/清水草一(1/2)
- 筆者: 清水 草一
- カメラマン:オートックワン編集部
ライバルはズバリAMG!?
先日は当サイトにて、ジャガーXFのお求めやすいV6モデル(つってもオプション含め850万円もするけど・・・)をレポートし、「マイナーチェンジしたXFってカッコいいし、相当魅力的っス!」と断言したワタクシですが、今回は、XFのスーパーウルトラハイパフォーマンスグレードである、XFRを取り上げさせていただきます。
RとはRacingのR(たぶん)。末尾に「R」が付けば、そのクルマは速いということですね。GT-Rしかり、シビックタイプRしかりです。
しかしXFRの場合は、もうちょっと踏み込んだ意味がある。この場合のRは、メルセデスにおけるAMGとか、BMWにおけるMとか、アウディにおけるRSのような存在だぜ!ということなのです(たぶん)。
で、そんなスペシャルなXFRも、XFのマイナーチェンジに合わせてフェイスリフトが行われ、ヘッドライトが例の切れ長系になって、LEDの縁取りが付きました。正直、マイチェン前のヘッドライトは、上に初日の出みたいなのが飛び出してて、どうも好きになれなかったのですが、これは本当にカッコいいですな。
その他の部分は、特に目につくほどの変更はないのですが、このRと他のXFモデルとでは、元から顔つきが違います。左右のエアインテーク部が大きくて、より攻撃的なのです。
ただ、空気の取り入れ口を大きくするために、フツーのXFについてる日本刀ギラリみたいな意匠はついてない。これは個人的には残念だ。あれ、すごくカッコいいのに。
これを買えるあなたは「征服病」かもしれない
見るからにタダモノではない雰囲気のジャガーXFR。街を走っていても注目度はかなり高い。
ライバルはズバリAMG。そういう立ち位置なわけですが、こういう超絶パワフルなおクルマを買う方というのは、それはもうご本人様も超絶パワフルで、本人自体がAMGだべ!というケースが多うございます。
我々凡人は、「今日、明日食べるだけの魚が釣れればそれで十分」、「釣り過ぎたらみんなに迷惑がかかるし」という風に考えますが、超絶パワフルゾーンにお住まいの方々は違います。釣りをやったら釣り尽くす!食べきれようが食べきれまいがそんなことは関係ねぇ!1000匹釣ってその川の魚全滅させたる!くらいの勢いで釣りをされます。本当の話です。
そういう方だけが、自分の会社を大きくして巨万の富を得、AMGとかにお乗りになるのです。一種の病気ですね。アレキサンダー大王がインドまで遠征したのも病気(征服病)ですが、それに近い匂いを発してらっしゃいます(大王に会ったことないけど)。
我々一般人は、そういう病気の皆様が切り開いた道を、静かに後に続く。それがこれまでの人類の歩みです。
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。