藤木由貴と旅に出よう! 其の弐『長距離ドライブはモデューロXのアシにお任せ!』(3/4)
- 筆者: 山田 弘樹
- カメラマン:和田清志
意外!? 自然が大好き、ゆっきーな
「昨日行けなかったことろにも、行ってみたい!」
元気な「おはようございます♪」の挨拶に後押しされて、2日目は再び山梨方面へ。
山中湖で富士山を眺めたあとは、その富士の流水が源流だという「忍野八海」に。八海巡りでぶらりと散歩しながら、ゆっきーなが満面の笑み。
「わたし、意外に思われるかもしれないけど、こういうマッタリと自然を見るの超大好き!」
おぉ、今回のデートプラン、バッチリじゃないか!! でかした俺!
途中で“ぬれ串”(ぬれ煎餅の串ね)を見つけたゆっきーなが「食べたい♪」。そんな笑顔でせがまれたら買わない人はいません! 隣から漂ってくる美味しそうな香ばしい香りにも負け、“ぬれ串”と“みたらし団子”を彼女はパクパクとたいらげた。
「美味しい~!」その姿も可愛いっす!
さて、この日は梅雨の中休みで晴天。気温も30度近くになったので、ひんやりしに行こう!と、1000年以上前に長尾山の溶岩流が作り上げたという「鳴沢氷穴」へ。外の気温からは想像できないほど洞窟内は0度とキンキン。
「寒いー!けど凄く神秘的、自然って凄いですね」とブルブル震えるゆっきーなを見ながら心の中で、「抱きついていいのだぞ!」と思ったのだが、さらっと「さ、ひんやりできたんで外に出ましょ」。
チッ、やっぱりGT500クラスは切替が早いぜ。
将来の夢は自らカフェを開くこと
「さて、次は…」最初はたどたどしかったナビの操作も、サクッと決められるようになったゆっきーな。この子、やっぱり飲み込みが早いなぁ。
ところでゆっきーなは、お菓子が大好きなんだよね?
「はい! わたし、パティシエのお仕事してたんですよっ。そのあとカフェにも勤めて、じつは社会人も経験してるんです(ちょっとドヤ顔)」
だからシッカリしてるのかぁ、なんか納得。
「将来は自分でカフェを開きたくて、休日はカフェ巡りが趣味。一日に4軒くらいハシゴすることもありますっ」
知ってますよ、知ってます。というわけで今回のデート、最後の場所として選んだのは、笛吹市にある「桔梗屋」の本社工場。ここで“信玄餅”の袋詰め体験をして、お昼を食べました。夏だけど、そこはやっぱり山梨の郷土料理、お約束の「ほうとう鍋」でしょ。
「ところでヤマダさん、今回あんまり目を合わせてくれないですね…」
……いっいきなり何を言い出すんだ、この子はっ!
「はい、あーん♪」
あっ……あは~ん♪
ゆっきーなのお箸で運ばれる、熱々のかぼちゃが迫ってくる。アツアツのかぼちゃが。あつあつの……熱っちぃっつーの!
「これもお約束ぅ~♪」
……やっぱコイツ、小悪魔だ。
疲れてても、ホンダセンシングのACCを使えば楽々♪
こうして激しく厳しい任務は無事に終わった。一日の激闘を労うように、モデューロXの高速安定性と、ホンダセンシングを基軸としたACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)のアシストが泣けるほど優しい。
そして、やってやりましたよ。あれだけ騒いだからだろうゆっきーな、助手席でスヤスヤですよ。最終到着地であるお台場についたのは、もう観覧車がライトアップされる時間だった。
「今日は本当にありがとうございました!」
どう? 楽しめた?
「とっても。ミニバンで元気に走れるのって、いいですね。今度はもっと、遠くに行きたいなぁ!」
爽やかな一陣の風が通り過ぎるように、彼女は帰っていった。歴戦を共にするトラベルケースをたずさえながら。がんばれ、ゆっきーな。今度はスポーツランドSUGOで、その勇姿を魅せてくれっ!
[Text:山田弘樹 Photo:和田清志]
取材協力:NEXCO中日本/el colina(エルコリーナ)
撮影車:ホンダ ステップワゴンModulo X
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