【試乗】ホンダ N-BOXスラッシュ 試乗レポート/今井優杏(1/4)
- 筆者: 今井 優杏
- カメラマン:茂呂幸正
久々に“ホンダらしい攻め感”あるモデル「N-BOXスラッシュ」
「わたしたちは軽を作っているという意識ではありません。“N”を作っているんです」
これは試乗会後、個別に行われたインタビューにて、デザイナーの山口真生氏が私たちに話してくださった言葉。なんとまあ、ホンダイズムを感じさせるような浪漫あふるるセリフではないか。
しかもその言葉になかには今回のコンセプトのすべてがぎゅっと濃縮され、閉じ込められていると感じた。だって、久々に“ホンダらしい攻め感”あるモデルだと思いません?
独自性あふれるラインナップで、とかく空間の広さだけに邁進しつつあったスペース系軽自動車市場を新しいアプローチにて切り拓いてきたホンダのNシリーズに、このたび超ヤンチャな5番目の仲間が加わった。
印象的すぎる内装、その個性は他のクルマでは見つからない
それがNシリーズの中でも空間の広さに定評のあるN-BOXをベースにし、こだわりのオーディオやポップすぎるインテリアパッケージを組み込んだ『N-BOX SLASH(エヌボックス・スラッシュ)』だ。
すでにTV CFでも放送されているとおりの、あのド派手な赤×チェッカーフラッグ柄内装が印象的すぎるアレである。見た瞬間に反射的に可愛い!と思える遊び心は、ツルシのクルマじゃ他には見つからない個性だ。
N-BOXスラッシュには、あのチェッカー柄の他に、エクステリア・インテリア・カラーを使って5つの世界観が表現されていて、そのすべてのデザインの着想が、古き良きアメリカを基にしている(し、開発にあたって本当にアメリカへ渡ったのだそうな)。
(3)ダイナー スタイル
これこそがあのチェッカーフラッグ×赤の印象的な内装。カリフォルニアの街道沿いのダイナーレストランをイメージ
(4)グライド スタイル
ハワイの海岸線をサーフ&ドライブするような、淡くさわやかな色合い
(5)セッション スタイル
古いジャズやブルースが演奏されるライブハウスのイメージ。使い込まれたギターやカウンター、レザーのソファの雰囲気を再現
と、こんな具合だ。それぞれ組み合わせられる内・外装で印象がすご~く異なるので、気になる人は公式サイトでカラーシュミレーションをしてみてほしい。
このなかでも(1)と(2)はベースグレード“G”でも選べるプレーンな仕立てだが、(3)以降は上級グレード“X”以上でしかオプション設定されない、まさに最高級内装になっている。
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