ホンダ 新型軽自動車「N BOX +(プラス)」試乗レポート/飯田裕子(3/3)

  • 筆者: 飯田 裕子
  • カメラマン:オートックワン編集部
ホンダ 新型軽自動車「N BOX +(プラス)」試乗レポート/飯田裕子
ホンダ 新型軽自動車「N BOX +」G・Lパッケージ 2トーンカラースタイル(FF)[ボディカラー:ブロンズ&ホワイト] HONDA N BOX + G・L Package 2tone color style[FF] ホンダ 「N BOX +(プラス)」G・Lパッケージ 2トーンカラースタイル(FF)[ボディカラー:ブロンズ&ホワイト] サイドビュー ホンダ 「N BOX +(プラス)」G・Lパッケージ 2トーンカラースタイル(FF)[ボディカラー:ブロンズ&ホワイト] リアビュー ホンダ 「N BOX +(プラス)」G・Lパッケージ 2トーンカラースタイル(FF)[ボディカラー:ブロンズ&ホワイト] エクステリア・リア ホンダ 「N BOX +(プラス)」G・Lパッケージ 2トーンカラースタイル(FF)[ボディカラー:ブロンズ&ホワイト] エクステリア ホンダ 「N BOX +(プラス)」G・Turbo パッケージ 2トーンカラースタイル(左)と、ホンダ 「N BOX + カスタム」G・Lパッケージ(右) ホンダ 「N BOX +(プラス)」G・Turbo パッケージ 2トーンカラースタイル(FF)[ボディカラー:ピンク&ブラック] ホンダ 「N BOX +(プラス)」G・Lパッケージ 2トーンカラースタイル(FF)[ボディカラー:ブルー&ホワイト] ホンダ N BOX + 試乗会場 「ホンダ N BOX +」報道陣向け試乗会場となった東京ドイツ村[千葉県袖ヶ浦市] 画像ギャラリーはこちら

新開発エンジン+CVTにアイドリングストップとECONモードで燃費性能もアップ

ホンダ 「N BOX +(プラス)」G・Lパッケージ 2トーンカラースタイル(FF)[ボディカラー:ブロンズ&ホワイト] 試乗1

2タイプのエンジンを搭載するN BOX+(プラス)の動力性能に、N BOXとの違いはない。58ps/65Nmのノンターボエンジンと、64ps/104Nmを発揮するターボエンジンに、それぞれ新開発のCVTを組み合わせ、さらにどちらにもアイドリングストップ機能と、任意で切り替える「ECONモード」が装備されている。ただし冒頭で書いたように、カスタムだけではなく、標準のN BOX+でもターボエンジン車が選べる点は異なる。

またN BOXでは4WDのみの採用であるフロントのスタビライザーを、N BOX+では全車で標準装備している点も見逃せない。

ホンダ 「N BOX + カスタム」G・ターボパッケージ(FF)[ボディカラー:プレミアムホワイトパール] 試乗5ホンダ 「N BOX +(プラス)」G・Lパッケージ 2トーンカラースタイル(FF)[ボディカラー:ブロンズ&ホワイト] 試乗2ホンダ 「N BOX +(プラス)」G・Turbo パッケージ 2トーンカラースタイル(左)と、ホンダ 「N BOX + カスタム」G・Lパッケージ(右)ホンダ 「N BOX + カスタム」G・ターボパッケージ(FF)[ボディカラー:プレミアムホワイトパール] エクステリアホンダ 「N BOX + カスタム」G・ターボパッケージ(FF)[ボディカラー:プレミアムホワイトパール] リアビュー

遠出の多いアクティブ派はターボモデルがオススメ

ホンダ 「N BOX + カスタム」G・ターボパッケージ(FF)[ボディカラー:プレミアムホワイトパール] 試乗3ホンダ 「N BOX +(プラス)」G・Lパッケージ 2トーンカラースタイル(FF)[ボディカラー:ブロンズ&ホワイト] 試乗3

N BOXに対し、ベースグレード比で50kgほど重くなったN BOX+の走りはどうだろう。まずトールワゴンとしては申し分のないボディ剛性や、軽自動車とは思えぬアクセル&ブレーキペダル、ステアリングの剛性感が実感させられる。ベースのN BOXでも感じられた美点だが、これが乗っている際の大きな安心感につながる。

ノンターボとターボのエンジンの違いについてだが、ノンターボはアクセルを強く踏み込み大きなトルクを期待するような走行シーンで、回転音の高まりに対しトルクや加速の詰まる感覚がある。が、日常的に街中で乗ることが中心であるならこれでも十分な性能と言えるだろう。軽とはいえこれだけのボリューム感ある車体で、21.2km/L(JC08モード/FFモデル)の低燃費性能も嬉しいところ。

一方で、軽自動車であることを忘れるターボ搭載モデルの走りはやはり頼もしい。排気量以上の加速の伸び感や静粛性などは想像以上に仕上げられており、高速道路でもストレスはない。つまり走りの質の高さを優先させるならターボエンジンを選びたい。遠出の多いアクティブ派も、やはりターボを選んでおいたほうがいいだろう。

ユーザーの生活を大きく広げてくれる変幻自在な1台

ホンダ 「N BOX +(プラス)」G・Lパッケージ 2トーンカラースタイル(FF)[ボディカラー:ブロンズ&ホワイト] 試乗5

広さが最大の特長のN BOXにさらなるアレンジが加わり、ユーザーのライフスタイルを広げたり、盛り上げてくれそうなN BOX+(プラス)。ユーティリティに特化したモデルでありながら、走りの頼もしさもきちんと併せ持っていた。

街中から郊外へ、父母の介護に子育てに・・・。普通ナンバーのミニバンに比べたら小さい一台ながら、この変幻自在な存在は、とても大きいものになりそうだ。

Honda N BOX+「G・ターボパッケージ」(FF) 主要諸元

ホンダ 「N BOX +(プラス)」G・Turbo パッケージ 2トーンカラースタイル(FF)[ボディカラー:ピンク&ブラック]

全長x全幅x全高:3395x1475x1780mm/ホイールベース:2520mm/車両重量:1010kg/エンジン種類:直3 DOHCターボ/最高出力:64ps(47kW)/6000rpm/最大トルク:10.6kg-m(104Nm)/2600rpm/トランスミッション:パドルシフト付き無段変速機(CVT)/燃費:19.4km/L(JC08モード)/全国希望小売価格:1,590,000円(消費税込み)[※2トーンカラースタイルは1,642,500円]

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飯田 裕子
筆者飯田 裕子

OL時代に始めたレース活動をきっかけに、クルマへの興味/関心を深め、フリーの自動車ジャーナリストに転身。自動車雑誌への執筆や自動車系TV番組出演などから、活動の場を広げ、現在では女性誌および一般誌、新聞、Web、ラジオ番組でのパーソナリティ、TV、トークショーと活躍の場は幅広い。ドライビングインストラクターとしてのキャリアも長く、自動車メーカーをはじめ、一般企業、保険会社、警視庁などが主催するスクールでの指導にも定評あり。記事一覧を見る

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監修者MOTA編集部

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