【清水草一試乗記】このクルマ、乗ればわかるさ!!vol.3 新旧ハイブリッドカー超絶徹底比較(2/4)

【清水草一試乗記】このクルマ、乗ればわかるさ!!vol.3 新旧ハイブリッドカー超絶徹底比較
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現行プリウスの奥深さ

フロントスタイリング

ではまず、現行プリウスから解説しよう。

プリウスは、ガソリンエンジンと電気モーターの受け持ち比率が5:5に近い、ハイブリッドカーのサラブレッドだ。初代プリウスは、この比率が2:1程度でガソリンエンジンがまさっていたが、現行はほぼ5:5。これによって、海より深いハイブリッド・ワールドが開けている。

プリウスのエコランテクを簡単に解説しよう。発進時は、低速トルクが極太の電気モーターになるべくやらせるべし。つまり、電気モーターだけで発進し、可能な限りそれで速度を上げる。ここまではアクセルは抑えめだ。

エンジンが始動したら、ある程度アクセルを開いて、ススッと加速してやる。ガソリンエンジンは、アクセル開度がある程度大きい方がポンピングロスが少なく、エネルギー効率がいいからだ。

で、狙った速度に達したら、次の信号まで可能なかぎり惰性で走る(エンジンは停止)。この惰性にも、超絶微妙なアクセル開度により、「モーターでじわっと加速or速度維持」「ニュートラル状態で完全惰性」「完全オフで回生ブレーキを効かせつつのゆるやかな減速」の3種類あるので、それを状況に合わせてうまく使い分ける。どや? 深いやろ!?

インパネリアシートフロントスタイリングリアシート

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清水 草一
筆者清水 草一

1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。代表作『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高はなぜ渋滞するのか!?』などの著作で交通ジャーナリストとしても活動中。雑誌連載多数。日本文芸家協会会員。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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