ホンダ フィット グレード比較(4/6)
- 筆者: 松下 宏
- カメラマン:本田技研工業株式会社
ホンダ フィット グレード比較 スポーティなRS
フィットの中で、スポーティグレードに位置づけられるのが1.5Lエンジンを搭載したRSグレードだ。
動力性能は88kW(120ps)と1.3Lエンジンとの間には明確な違いがあるほか、FF車には5速MT車が設定される。また、CVTにも7スピードモードとパドルシフトが付くので、マニュアル車感覚の走りが可能になる。4WD車は、5速ATのみの設定だ。
フィット RSグレードではFFのCVT車が最も安く、FFの5速MT車と4WD車には21万円高い価格が設定されている。
普通なら、MTよりもATやCVTのほうが高いのに、逆に21万円も高い設定になっているのは装備や仕様に違いを設けているためだ。
5速MT車だけに標準装備されるのは、ディスチャージヘッドライトと横滑り防止装置のVSA、アレルフリー高性能脱臭フィルター、本革巻きステアリングホイール、16インチアルミホイール(CVT車は15インチ)などだ。これらの合計で21万円というのはまあ納得できるものといっていい。
フィット RSグレードのCVT車と4WD車には、Sパッケージというセットオプションが用意されていて、これにはディスチャージヘッドライト、アレルフリー高性能脱臭フィルター、本革巻きステアリングホイールが含まれている。購入時には装着するのが正解だろう。
フィット RSグレードにはハイウェイエディションの特別仕様車だけが設定されている。
これにはETC車載器のほか、ハーフシェイド・フロントウインドウ、コンフォートビューパッケージ、Sパッケージなどが装備されている。
Sパッケージの装備が標準の5速MT車には代わりにスマートキーが装備される。
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