ホンダ シビック 新型車徹底解説(1/6)
- 筆者:
8代目にして3ナンバーボディとなったホンダのメイン車種
1972年に初代モデルが登場したシビック。その初代は2ドアハッチバックのコンパクトなモデルであった。以来、シビックはハッチバックボディをメインにしたグレード展開で、ノッチバックのセダンはシビック・セダンやシビック・フェリオというふうに別のネーミングで呼ばれてきた。
しかし、今回登場した8代目のシビックはノッチバックセダンをシビックとし、3ドアや5ドアのハッチバックモデルは日本には設定しないという、大胆なモデル構成をしてきた。
従来のシビックは5ナンバーサイズに収まるベーシックカーであったが、新型は全幅1750mmを超える堂々した3ナンバーボディに変更。フォルクスワーゲンのゴルフがポロやルポにベーシックカーの座を譲り、ミドルクラスへと移行していったのと同じように、シビックもまたベーシックモデルとしての地位をフィット系に譲り、ミドルクラスへ移行したわけだ。
新型シビックは1.8リッターの4気筒搭載車と、1.3リッター+モーターのハイブリッドという2つのパワーユニットを用意。ガソリン系4グレード、ハイブリッド系2グレードの展開となる。
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