欧州Dセグメント人気ワゴン 徹底比較(1/4)
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:茂呂幸正
300万円台という現実的な価格帯から選べる魅力の欧州ワゴン!
日本車では希少となったDセグメントのワゴンだが、欧州車では、300万円台という現実的な価格帯から魅力的な選択肢が豊富に揃う。その中から今回は、2011年の夏前に登場した注目度の高い3モデルを集めた。
近年このクラスはエンジンのダウンサイジングに積極的で、今回の3モデルも小排気量ガソリン直噴エンジン+ターボチャージャーに多段トランスミッションが組み合わされている。
7代目となる新型フォルクスワーゲン(以下VW)パサートは、2011年5月発売。実質的には先代からのビッグマイナーチェンジであり、上級イメージを高めつつもパワートレインのダウンサイジングを図った。日本導入モデルの排気量は1.4リッターのみで、「コンフォートライン」(346万円)と、「ハイライン」(396万円/写真)の2タイプを設定する。
プジョーのニューモデル「508」は、2011年6月発表、7月発売。従来の中堅モデルである407と607を統合した後継モデルで、日本導入モデルのエンジンは1.6リッターガソリン直噴ターボのみで、V6の設定はない。ラインアップは「アリュール」(394万円)と「グリフ」(414万円/写真)の2タイプ。
セダンのS60に少し遅れて、2011年5月に発表、6月に発売されたボルボ「V60」は、セダンのS60も衝撃的なデザインだったが、ボルボでワゴンを表す「V」モデルとしては初の「60」として登場したV60もまた、インパクトのあるワゴンだ。
日本に導入されるのは、1.6リッター直噴ターボエンジンを搭載する2WDの「DRIVe」(395万円/写真)と、3リッターターボエンジンを積む「T6AWD SE」(539万円)と「T6 AWD R-DESIGN」(599万円)の3グレード体系となる。
なお、撮影車両はT6 AWD SEだが、記事はDRIVeをメインに述べたい。
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