欧州Dセグメント人気ワゴン 徹底比較(4/4)
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:茂呂幸正
ワゴン本来の機能を求める人へ
実用ワゴンとしての資質をより高めるべく、このサイズの中で徹底して容積を追求したクルマであることが、まずはパサートヴァリアントの大きなポイントである。
もっともオーソドックスで、あくまでワゴン本来の機能を求める人向けのクルマであり、使い勝手に配慮した工夫も見られるし、装備類も過不足なく与えられている。
また、このクラスながら1.4リッターという小排気量の直噴ターボエンジンや、効率に優れるDSGを搭載するなど、そこに魅力を感じるという人が多数存在するであろう、明快な付加価値を身に着けている点も特筆できる。さらに、VWではエコカー減税に積極的に対応を進めており、パサートヴァリアントももちろん適合している。
これらの充実した内容を持ちながら、350万円を切る価格帯から選べるというコストパフォーマンスの高さもパサートヴァリアントの大きな魅力に違いない。
後席の乗員が喜びそうなクルマ
前身の407に比べると、独特の雰囲気はなりを潜めたが、それでも508も個性的なクルマには違いない。逆に、407よりも普遍性を身に着けたことで、より多くの人をターゲットにできるクルマになったともいえる。
さらには、使い勝手の良いラゲッジスペースだけでなく、広い室内空間、4ゾーン独立調整式のオートエアコン、後席サンシェードといった、上級装備の数々に加え、パノラミックルーフによる絶大な開放感という大きな付加価値も付いてくることで、後席乗員にとって、3台中もっとも居心地が良く、喜んでもらえるであろうクルマではないかと思う。
最上級の607と統合されたことで、Dセグメントの枠を超えた装備類の充実が図られ、車格感が高まるなど内容の濃さを誇りながら、価格は控えめであるところも魅力である。
輸入車ワゴンの中で際立つ存在感
ボルボというと、「四角い」「ワゴン」「安全」といったイメージが先行するところだが、V60は、四角くなく、ワゴンっぽくないところが特徴のクルマである。
安全性については、既存のシティセーフティに最新のヒューマンセーフティを加えるなど、さらにグレードアップして、ボルボのブランドイメージへの期待により応えている。DRIVeであればエコカー減税に適合しているところもポイントだ。
今回の3台の中では、全長こそ小さいものの、日本においては、やや大きすぎる感のあるV70に対して、ほどよいサイズ感であり、車格感では明らかに上記2モデルよりも上という印象。それでいてDRIVeはとくに、内容のわりに割安な価格設定であるところも魅力。
また、V60の場合、上にV70というモデルがあるからこそ、V60ではあえてまったく異なるキャラクターが与えられたことで、それがまたこのクルマの魅力そのものとなっている。
バリエーションに富んだ輸入車のステーションワゴンの中でも存在感の際立つクルマであり、同カテゴリーに一石を投じたモデルといえる。
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