コンパクト トールワゴン徹底比較(1/4)
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:茂呂幸正
価格が安くて使い勝手もいい!コンパクト トールワゴン徹底比較
価格の安いコンパクトカーの人気は依然として強く、中でも利便性に優れるトールワゴンタイプの車種は注目度がますます高まっている。
そんな中、コンパクトなボディに後席両側スライドドアを与え、クラストップレベルのスペースを確保するとともに簡単な操作で多彩なシートアレンジが可能として2010年12月に登場したのがスズキのソリオだ。
ソリオのルーツは、軽自動車であるワゴンRの拡大版からスタートし、しばらくその名が途絶えていたのだが、今回、全面的に刷新されての発売となった。エンジンは1.2リッターのみ。今回の撮影車は最上級の「S」グレード。価格は162万4350円。
続いては、ソリオとほぼ同じ時期にスバルからデビューした新型車トレジアだ。同車はトヨタからラクティスのOEM供給を受けた車種だが、単なるバッジ違いではなく、エクステリアや装備にスバルならではのエッセンスが随所に盛り込まれている。
エンジンは1.3リッターと1.5リッターの2種類から選べる。今回の撮影車は、エアロパーツをまとい、足まわりに専用チューニングを施した「1.5iタイプユーロ」。価格は183万2250円。
フリードスパイクは、ひと足早く2010年7月に発売。3列シート7人乗りのコンパクトミニバンであるフリードから3列目シートを排除し、そのスペースに「反転フロアボード」などフロアの使い勝手を重視した専用仕様とするとともに、エクステリアを若々しくアレンジするなどしたモデルだ。
エンジンは1.5リッターのみ。今回の撮影車は「Gエアロ」。価格は198万8000円。
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