カローラ系同門モデル 徹底比較(1/4)
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:山口敏尚
1966年に「トヨタ カローラ」は誕生した。ベーシックなコンパクトセダンとして登場したこのクルマは、その後常にベストセラーカーであり続け、今や世界140カ国以上で販売され、累計販売台数は3000万台を超えるまでに成長した。そのカローラのセダン(アクシオ)とワゴン(フィールダー)が、2006年10月にフルモデルチェンジして10代目に移行。「コンパクトセダン・ワゴンの新しいスタンダードを提案するクルマ」をコンセプトとし、従来どおり支持されてきた。
オーリスは、カローラのフルモデルチェンジから2週間後に登場した新型車。トヨタが日欧戦略車として本格的に力を入れて開発したモデルで、デザインも走行性能も本場のヨーロッパで鍛えたという意欲作である。これまで日本になかった、ボディサイズの少し大きなハッチバック車であり、走りにもこだわったという、このカテゴリーで先を行く欧州車を追従するモデルだ。
上記2モデルから約1年後の2007年10月に、カローラ ルミオンが登場。オーリスのプラットフォームをベースに、一連のカローラシリーズやオーリスに共通のパワートレインを搭載し、それを初代bBに似たボディに乗せたというクルマである。 なお、同車はアメリカでトヨタが展開する「サイオン」ブランドの「xB」というモデルと共通の内容となっている。従来は初代bBがその位置づけだったところ、xBがモデルチェンジし、それが、そのままカローラ ルミオンとして日本でも販売されることになったというのが経緯である。
この3モデルは、価格帯においてもそれほど大差がなく、購入の選択肢において、実際にこういう迷い方をするユーザーも少なくないと想像できるのだが、いかがだろうか?今回は、いずれも最上級グレードを持ち込んだ。それぞれの素性をチェックする。
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