300万円台で選ぶインポートクーペ 徹底比較(1/4)
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:茂呂幸正
昨今、国産車メーカーが手がけるクーペモデルは非常に数少なくなってしまったが、欧州勢はむしろ逆で、見わたすと魅力的なクーペモデルがいくつも存在する。
そして、欧州製のインポートクーペというと、とても高価なイメージを持っている人が多いかもしれないが、実は日本でも車両価格300万円台で販売されているモデルも少なくない。
400万円以下となれば、けっして非現実的な数字ではないので、最初からあきらめず、考えてみる価値も出てくるというものではないだろうか。
そこで今回は、登場して間もないプジョーRCZ、追加されたばかりのBMW120iクーペ、まもなくモデルライフを終えるアルファGTという、異色の3モデルを揃えた次第である。
プジョーRCZは、308をベースに開発されたプジョー初のプレミアムコンパクトスポーツクーペだ。
日本では2010年5月に先行予約が開始され、7月より発売されている。トランスミッションは、左ハンドルの6速MTと右ハンドルの6速ATが選べ、今回持ち込んだのはATで、価格は399万円となっている。なお、MTにはオーバーブースト機能を備えたハイパワーユニットが与えられ、価格は24万円高となる。
BMW120iクーペは、徐々にバリエーションの拡充が図られてきたBMW1シリーズに、5月に追加されたばかり。これまで1シリーズのクーペには、135iという高性能モデルしか存在しなかったところ、BMWの一連のエンジンラインアップの改良にあわせて、リーズナブルな2リッター直列4気筒エンジン搭載モデルが追加された。ATのみの設定で、価格は385万円。
そしてもう1台として、まもなく終焉を迎えるアルファGTを、あらためて振り返ってみたいと思った次第。ラストを飾る特別仕様車の「GTクアドリフォリオドーロ」が2010年7月より発売されており、今回は同車を持ち込んだ。右ハンドル仕様のみの設定で、60台の限定販売となる。価格385万円。なお、アルファGTの生産はすでに中止されており、在庫車のみの販売となる。
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