車中泊可能!? 人気SUVのハリアー、フォレスター、ヴェゼル…身長180cmの男が実際に寝てチェックしてみた! 3選

画像ギャラリーはこちら

自由なクルマ旅のスタイル“車中泊”がいま注目を集めている。果たして、本格的なキャンピングカーでなくても出来るのだろうか。人気の新型SUV「トヨタ ハリアー」「スバル フォレスター」「ホンダ ヴェゼル」を用いて、身長180cmの筆者が荷室に寝ころんで検証してみることにした。SUVで車中泊……どれもイケます!

目次[開く][閉じる]
  1. アウトドアが似合わない!? 都会派「トヨタ ハリアー」だって車中泊も出来るのだ!
  2. 何かと荷物の多くなるアウトドア派にぴったりな「スバル フォレスター」の効率的な荷室空間設計
  3. 全長4.3メートル級のコンパクトサイズなのに車中泊もイケる「ホンダ ヴェゼル」

アウトドアが似合わない!? 都会派「トヨタ ハリアー」だって車中泊も出来るのだ!

トヨタ車で車中泊といえば、1BOXのハイエースか、あるいはタフなイメージのランドクルーザーやRAV4などが挙がるはず。

それでは、都会派イメージも強いSUVのハリアーはどうだろう。実際にトヨタ ハリアーを用いて身長180cmの筆者が荷室に寝ころんで検証してみたところ、TOP写真の通り斜めに寝るなら余裕のスペースが得られた。荷室長さは1805mm(トヨタ計測値)。荷室自体も凸凹や傾斜は少ない。

縦にまっすぐ寝ても荷室長的には問題ないのだが、後席背もたれ分の長さがわずか足らない。したがって写真の通りに頭が支えきれない状態になる。前席シートと後席の空間をカバンや上着、アウトドア用品などの手荷物で埋め、さらに空気で膨らむキャンプ用の厚手なインフレーターマットなどを敷く必要がある。そうしてあげれば、大人2人が就寝することも出来なくはない。

何かと荷物の多くなるアウトドア派にぴったりな「スバル フォレスター」の効率的な荷室空間設計

2021年秋にマイナーチェンジを実施する予定のスバル 新型フォレスターをひと足お先にチェックすることが出来た。こちらでも身長180cmの筆者が、実際に荷室で寝ころんでみて確かめてみたところ、縦にまっすぐ寝るとハリアー同様に頭がはみ出してしまった。後席を前倒した時の荷室長はおよそ1800mmを確保しているものの、やはり床面自体の長さが若干足らなかった。

とはいえ、全長4.6メートルクラスでこの荷室長を確保するのは優秀だ。窓からの視界も良く車中泊でも閉所感はない。また荷室の左右方向もしっかり確保されている。スバル フォレスターは効率的な空間設計が行われており、何かと荷物が多くなるキャンプやアウトドアレジャーにも最適な1台であることが確認できた。

全長4.3メートル級のコンパクトサイズなのに車中泊もイケる「ホンダ ヴェゼル」

ホンダ 新型ヴェゼルは、コンパクトSUVクラスの中では比較的大柄な全長4330mmだが、とはいえ車中泊がイケるほどの荷室長空間を確保できたのだろうか。

ホンダによると、新型ヴェゼルはパッケージングを全面的に見直し客室部の広さを拡大させたことから、コンパクトなサイズながら荷室長1900mmを確保したという。より車体の大きいハリアーやフォレスターとそん色ないどころか、数値上は上回っているほどだ。

こちらも寝ころんでみたところ、床面自体の長さは1700mm程度だったため、やはり180cmの筆者では頭がはみ出た。とはいえ前席との隙間になにか置くなどして工夫すれば、縦に大人2名が寝ることだって不可能じゃない。取材車両はパノラマルーフ装着車だったため、ガラス越しに空や木々が見えて心地良かった。旅先でちょっと休憩、なんて時にものんびりと楽しめるだろう。車中泊派にもオススメなアイテムと言える。

[筆者:MOTA(モータ)編集部 トクダ トオル/撮影:小林 岳夫・茂呂 幸正・和田 清志]

ホンダ/ヴェゼル
ホンダ ヴェゼルカタログを見る
新車価格:
239.9万円341.9万円
中古価格:
78万円587万円

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

検索ワード

トクダ トオル(MOTA)
筆者トクダ トオル(MOTA)

昭和44年生まれ。週末は愛車に乗って(時に鉄道に乗って)家族とともにドライブやキャンプを楽しむ1児のパパ。自動車メディアに携わるようになってから15年余りが経過。乗り換えに悩むユーザーの目線に立った平易なコンテンツ作りを常に意識し続けている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!
カー用品・カスタムパーツ

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は、申込翌日18時に最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

新車・中古車を検討の方へ

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

トヨタ ハリアーの最新自動車ニュース/記事

トヨタのカタログ情報 トヨタ ハリアーのカタログ情報 トヨタの中古車検索 トヨタ ハリアーの中古車検索 トヨタの記事一覧 トヨタ ハリアーの記事一覧 トヨタのニュース一覧 トヨタ ハリアーのニュース一覧

この記事にコメントする

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる