シトロエン C4 vs マツダ アクセラスポーツ どっちが買い!?徹底比較(1/4)
- 筆者: 渡辺 陽一郎
Cセグメントハッチで注目の2台をじっくりチェック
「運転の楽しい上質なクルマが欲しいけれど、後席の居住性や荷室の使い勝手も大切。街中の取りまわし性も損ないたくない」
このような欲張りなニーズを引き受けるのが、ミドルサイズの5ドアハッチバックだ。Cセグメントという呼び方もある。ミドルサイズハッチバックは欧州車に多く、価格も割安なことから日本での人気も高い。
特に新型車で注目されるのが「シトロエン C4」だ。現行型の登場は2011年だが、先ごろ規模の大きな変更を受けて、3気筒の1.2リッターターボエンジンを搭載した。最新の6速ATも採用されたから、機能の進化はフルモデルチェンジに匹敵する。
そしてシトロエン C4と比べるのは「マツダ アクセラスポーツ」。欧州などの海外市場をねらって開発され、エンジンは直列4気筒の1.5リッターと2リッター、2.2リッターのクリーンディーゼルターボを用意する。
C4 vs アクセラスポーツ/エクステリア比較
全長を比べると、C4が4,330mmでアクセラスポーツは130mm長い4,460mm。全幅はC4が1,790mmで、アクセラスポーツも1,795mmだからほぼ同じだ。全高はC4が1,490mm、アクセラスポーツは20mm低い1,470mmになる。ホイールベース(前輪と後輪の間隔)はC4が2,610mm、アクセラスポーツは全長が長いこともあって90mm上まわる2,700mmとなった。
全幅と全高は両車とも同程度だが、全長とホイールベースはアクセラスポーツが少し長い。最小回転半径は5.3mで等しい。
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