マツダ CX-3 vs ホンダ ヴェゼル どっちが買い!?徹底比較/渡辺陽一郎(3/3)
- 筆者: 渡辺 陽一郎
マツダ CX-3 vs ホンダ ヴェゼル/走行安定性対決
操舵感と走行安定性は、両車ともに満足できるが、上質なのはCX-3。今日のマツダ車は運転感覚を緻密に造り込み、CX-3も小さな舵角から正確に反応する。ボディの前側に重いエンジンを搭載しながら、舵角に応じてしっかりと回り込み、旋回性能が高い。曲がっている最中に路上のデコボコを乗り越えた時も進路を乱されにくく、ドイツ車を思わせるしっかりした運転感覚に仕上げた。
ボディと足まわりを入念に造り込んだので、CX-3は乗り心地も快適。コンパクトサイズのSUVながら、ミドルサイズ並みの重厚感が伴う。
なのでCX-3の方が全般的に走りは上質だが、ヴェゼルには軽快感が伴う。このあたりもエンジンフィーリングと同様、馴染みやすい印象だ。
JC08モード燃費は、「CX-3 XDツーリング」の4WD仕様(6速AT)が21km/L。「ヴェゼルハイブリッド 4WD X」が23.2km/Lになる。
マツダ CX-3 vs ホンダ ヴェゼル/総評
そして装備内容を比べると、買い得グレードとして、「CX-3 XDツーリング4WD(281万8800円)」と、「ヴェゼルハイブリッド4WD X・Lパッケージ(274万6000円)」がおおむね吊り合う。CX-3には7インチWVGAセンターディスプレイなどが装着され、ヴェゼルハイブリッドには本革・プライムスムースのシート生地などが備わるからだ。価格は接近しており、まさに格好のライバル同士だろう。
総合的に見ると、内装の質感や前席の座り心地が優れているのはCX-3。後席の居住性と荷室の使い勝手はヴェゼルハイブリッドだ。
動力性能や走行安定性、乗り心地はCX-3で、天井が低めだから立体駐車場も使いやすい。運転感覚の馴染みやすさならヴェゼルハイブリッドになる。
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