輸入車コンパクトハッチバック 徹底比較(1/4)
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:島村栄二
欧州各国で人気の高いBセグメントのハッチバック車の中には、日本でも高い人気を誇っているモデルがいくつかある。
同セグメントには、日本のベーシックカーでも、フィット、ヴィッツ、マーチ、デミオ、スイフトなどのモデルが存在する。欧州Bセグ各車は、これらに比べると価格的にははるかに割高になってしまうわけだが、欧州車ならではの個性、ブランド力などの付加価値により、日本市場においても高い人気を獲得するにいたったのだ。 そこに2007年上半期、注目度の高い2モデルが相次いでモデルチェンジorデビューした。
プジョー207は、日本でも大ヒットモデルとなった206の後継モデル。ボディサイズが大幅に拡大して上級移行し、兄貴分の307シリーズと比べても遜色ない内容に成長した。
MINIは、先代モデルが2002年にデビュー。日本でも月販でコンスタントに1000台前後をマークするほどの人気車となった。そして、このほどフルモデルチェンジ。まるでマイナーチェンジかと思うほど、パッと見ではわからない変わりようだが、従来モデルの不満点を解消し、長所をさらに生かすための変更が各部に加えられている。
フォルクスワーゲン ポロは、大型化するゴルフの弟分として2002年6月にデビュー。2005年8月にマイナーチェンジを行ない、現在のようなルックスとなった。ポジショニングとしては、かつて日本でもバブル期前後にもてはやされたゴルフのような存在感といえるモデルである。
3台それぞれの持ち味と魅力を探る。
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