マツダ 新型アテンザ vs レガシィ どっちが買い!?徹底比較(1/4)
- 筆者: 渡辺 陽一郎
2.2リッターのクリーンディーゼルターボを設定する新型アテンザか、それともミドルサイズカーの大御所レガシィか!?
クルマ好きの読者諸兄にとって、ちょっと嬉しいニュースがアテンザのフルモデルチェンジではなかろうか。
運転の楽しさを目指した新型アテンザ。しかも「スカイアクティブ・テクノロジー」として、エンジンからプラットフォーム、サスペンションまで、あらゆるメカニズムが新しい。久々に「試乗してみたい!」と思わせる新型車だ。
そんな新型アテンザを迎え撃つのは、ミドルサイズカーの大御所となるレガシィ。走りの良さなど共通点も多いライバル同士だ。今回は魅力あるセダン&ワゴンをラインナップに据える「アテンザ」「レガシィ」の2車を比べてみよう。
新型アテンザのバリエーションなどの詳細は、2012年11月20日にアップされた「マツダ 新型アテンザ 新型車解説」でも述べているが、エンジンは2リッターと2.5リッターのガソリン、さらに2.2リッターのクリーンディーゼルターボという3種類が用意されている。
対するレガシィは、2.5リッターと2.5リッターターボ、さらに2012年5月に追加された2リッターのDIT(直噴ターボ)だ。
まず、どのグレードで比較するかだが、新型アテンザではガソリンの2リッターは候補から外したい。その理由は2つある。
まず一つは動力性能。最終減速比を2.5リッターよりもローギヤード化した6速ATの採用で、先代型の2リッターほど力不足は感じないが、スポーティなアテンザの性格を考えると物足りない。その点、2.5リッターであれば十分な性能だ。
2つ目の理由は、2リッターエンジンを積んだ20Sの価格設定。20S(250万円)は2.5リッターの25S・Lパッケージ(300万円)に比べて50万円安いが、この価格差は2.2リッターのディーゼルを積んだXD(290万円)XD・Lパッケージ(340万円)と同じだ。
ディーゼルでは装備の違いだけで50万円の差額だが、ガソリンでは500ccの排気量まで加わる。となれば2リッターの20Sは割高で、25S・Lパッケージは逆に割安と考えられる。
また、アテンザで外せないのが2.2リッターのディーゼルモデル。新型アテンザにおける初期受注では約80%がディーゼルで、この内の約16%をディーゼルのみに設定されている6速MT(マニュアルトランスミッション)が占める。BMWなどからの代替えも多いとのことで、ディーゼルの認知度が高い欧州車ファンに受けている模様だ。
レガシィは、売れ筋の2.5iアイサイトと、2.0GT・DITアイサイトを候補に挙げよう。ボディタイプはワゴン(ツーリングワゴン)とセダン(B4)だ。
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