フォードエクスプローラー/Fun to Drive×日下部保雄(1/3)
- 筆者: 日下部 保雄
- カメラマン:オートックワン編集部
フォードエクスプローラー/Fun to Drive×日下部保雄
エクスプローラーには、これまでも何回となくハンドルを握っているが、そのたびに日本車とも欧州車とも違った、そしてアメリカ車の中でもフォードならではの個性を感じることが新鮮だった。
GMの破綻に象徴されるように、米国ビッグ3はいずれも経営危機に見舞われ、公的資金注入を受けてやっと域を吹き返した感じだが、その中で唯一、公的資金注入を申請しなかったフォードだけが元気だ。
それは彼らがグローバル展開の中で質の高いクルマの開発を続け、それが世間に評価を受けた理由だろう。
そのエクスプローラーでオンからオフまでタップリ走りまわってもらいます!と、オートックワン編集長から言われた時は正直ちょっと微妙だった。オンはわかるけどオ、オフまで~~。
エクスプローラーといえばアメリカンSUVのビッグヒット作、砂漠のサボテンならピッタリだが、秋に向かって深まる日本の広葉樹に似合うんだろうか?しかも、アメリカの砂地で出来た広いオフロード(かってなイメージ)とは違って日本の林道は狭くてボコボコの道が多い。しかも勾配が急だ。はたして日本の林道に大きなエクスプローラーは気持ちよく走れるだろうか?
実は、最初にこちらから提案したのは温故知新。古きを訪ねて新しきを知る、つまり行ったことのない遺跡を訪ねてみたいというものだった。
エクスプローラーのユッタリとした乗り心地は、身をゆだねるには丁度よい。
簡単に収納できる3列目シートを収納して、フラットになったフロアにバーベキューセットなど満載していくのも悪くない・・・・などと勝手に安楽な夢を描いていたが、アクティブな編集長は無情にも関東から一日で行って戻れる中で、もっとも長いオフロードを選んだのだ・・・。
それは、埼玉から長野に抜ける中津川林道。
さてその当日、予め知らされていたコースはおぼろげながら思い出した昔かよったラリーコース。私を迎えに来た特別仕様のエクスプローラー“アドベンチャーブラック”は、ボディへの写りこみも美しく格好良い、ちょっとこれからのショートトリップが楽しくなりそうな第一印象だ。
アメリカ車らしくビッグなボディはスクエアなデザインで街中でも意外とサイズを感じない。
もちろん物理的に進みたくないところは仕方がないが、乗ってしまうと心理的な負担は少ない。それは高いアイポイントと低い位置にあるサイドウィンドウの妙だ。
さすがにSUVの先駆者だけあって良くわかっている。
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