アルファードサイズ! ハイエースより小さい輸入キャンピングカー「ハイマー シドニー」に注目!【ジャパンキャンピングカーショー2021】

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日本最大のキャンピングカーイベント『ジャパンキャンピングカーショー2021』[2021年4月2日(金)~4日(日)]では、ハイエースのような商用バンをベースにした“バンコン”(バンコンバージョン)型キャンピングカーが注目を集めていた。日本の道にマッチしたボディサイズの中に、必要な機能を詰め込んでいて人気がある。

海外にもバンコンタイプはあるが、多くは6メートルを超えた小型バス並みの全長だ。そんな中、ドイツ「HYMER(ハイマー)」からハイエースやアルファード同等の全長5メートルのモデルが出展されていた!

今回は、日本市場を強く意識した輸入車キャンピングカーをご紹介しよう!

全長5メートル! 輸入車としては異例のコンパクトサイズが特徴の「ハイマー シドニー」を写真で見る[画像13枚]

目次[開く][閉じる]
  1. 全長はアルファードと同じ5メートル弱! このサイズなら日本でもイケる!
  2. ポップアップルーフには大人2名が余裕で眠れるルーフテントが備わる!
  3. 価格は951万円! ハイエースに代わる新たな選択肢として比較検討したい1台だ

全長はアルファードと同じ5メートル弱! このサイズなら日本でもイケる!

HYMER(ハイマー)はドイツの有名キャンピングカーメーカー

ドイツの老舗キャンピングカーブランド「HYMER(ハイマー)」は、本格的なモーターホームやキャンピングトレーラーなど、数多くのキャンピングカーをラインナップするメーカー。

そんな中で今回ご紹介するのは、最も気軽で実用的なバンコン(バンコンバージョン)タイプと呼ばれる、商用バンをベースにしたキャンピングカー「HYMERCAR(ハイマーカー)」シリーズだ。

ハイマーカーシリーズは、イタリア・フィアット社製のバン「デュカト」をベースにしたモデル。ラインナップは複数用意されるが、中でも最もライトなモデルが今回紹介する「Sydney(シドニー)」だ。

人気のハイエースキャンピングカーよりもむしろ全長は短い

ハイマー シドニーのボディサイズは全長4950mm×全幅2050mm×全高2300mm。5メートルを切った全長が大きな特徴となる。

ちなみにトヨタの「ハイエースバン」の中でも最も大きく、キャンピングカーのベースとしても良く使われるお馴染みのワイド・ハイルーフ(スーパーロング)のボディサイズは、全長5380mm×全幅1880mm×全高2285mmと、5.4メートル近い全長を持っている。ハイマー シドニーはそれよりも短い。

例えばトヨタの高級ミニバン「アルファード」(全長4935~4950mm)と同等の全長と聞けばわかりやすいかもしれない。

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ポップアップルーフには大人2名が余裕で眠れるルーフテントが備わる!

トイレ兼シャワー室を持たない分、短い全長を実現

ハイマーカーシリーズはシドニーのほかに、全長5.4メートルの「FREE 540」(これでもハイエースのスーパーロング同等だ!)や全長6メートルの「FREE 600」がある。

それらとの大きな違いは、温水ボイラーやシャワー室(兼トイレ)を持たない点。その分全長も短く出来た。道の駅やキャンプ場など、日本では車中泊が可能な整備された施設も多いから、特に大きな問題はないだろう。

シドニーのもうひとつの特徴は、可動式ポップアップルーフが標準装着される点だ。

ルーフベッドでは大人2名が就寝可能。後部にある2名分の収納式ベッドとあわせ、4名の就寝定員を有する。

なお冷蔵庫やガラストップ付2バーナーコンロ/シンク、エンジン停止時に利用できるサブバッテリーなど全て標準装備される。

価格は951万円! ハイエースに代わる新たな選択肢として比較検討したい1台だ

177馬力・450Nmのパワフルなディーゼルターボエンジンを搭載

ハイマーは日本に正規輸入代理店のハイマージャパンを通じて全国で販売される。ハイマー シドニーも、クルーズコントロールや2列目の2人掛けバケットシート、サイドビューカメラモニター、コンロ用カセットガス、ボディ同色フロントバンパーなど、日本向けの特別仕様となっている。

エンジンは直4 2.3リッターの直噴ディーゼルターボ。177ps・450Nmを発生させるシリーズ最強のパワフルな仕様が搭載されるのも日本仕様の特徴。9速オートマチック(トルコン式)と組み合わされる。

ハイエースと大きく異なるのは、フィアット デュカトが前輪駆動(FF)だという点。欧州のバンでは一般的な駆動方式である。

価格は951万5000円(消費税込)。標準仕様は左ハンドルだが、オプションで右ハンドルも選択出来る。ハイエースベースではない第二の選択肢として、比較検討したいキャンピングカーだ。

[筆者:MOTA(モータ)編集部 トクダ トオル]

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トクダ トオル(MOTA)
筆者トクダ トオル(MOTA)

昭和44年生まれ。週末は愛車に乗って(時に鉄道に乗って)家族とともにドライブやキャンプを楽しむ1児のパパ。自動車メディアに携わるようになってから15年余りが経過。乗り換えに悩むユーザーの目線に立った平易なコンテンツ作りを常に意識し続けている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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