竹岡圭のドライブvol.32 秋を楽しむ in 諏訪！(1/4)

フェアレディZロードスターで秋を楽しむ！

す～っかり秋ですねぇ。朝晩はメッキリ冷え込んできて、富士山の山頂も白くなってきました。でも冬将軍がやってくる前の短いこの季節、秋には楽しみがいっぱいなんですよね。読書の秋、食欲の秋、秋の夜長なんて昔からいろいろ言いますけど、日が暮れるのがグーンと早くなって、暗くなってからの時間が長くなる秋は、元気いっぱいの昼間とはまた違う過ごし方をいろいろと考えるのも楽しみのひとつ。とはいえ、太陽大好きな私は、昼間の方が得意だったりするんですけどネ…。

今回は、時間関係ナシの秋の楽しみ方を満喫する旅を探してみました。向かった先は長野県の諏訪。諏訪と言えば、御柱祭りとスキーと諏訪湖のワカサギ釣りくらいしか知らなかったので、今回は新発見が満載の旅となりました。

今回の相棒は、日産フェアレディZロードスター。そうそう！秋になってようやくオープンカーの季節がやってきたっ。オープンカーっていうと、カリフォルニアの青い海と爽やかな風が似合いそうなので、夏本番っ！っていうイメージがありますけど、真夏に乗ると頭上が熱いのなんのって！女性に大敵の日焼けも気になるし、特に湿度の高い日本では、あまり夏はオープンカー向きの季節とは言いがたいんですよね。

かといって春はスギ＆ヒノキ花粉真っ盛りなので、花粉症になってしまった私にはツライだけ。この季節は春の終わりから初夏までという短い時間しかルーフを開けられないんです。となると、やっぱり秋～冬にかけてが、オープンカーのベストシーズンだと思うんですよ。フェアレディZロードスターは風の巻き込みも少ないし、シートヒーターを使えば体はポカポカで、頭上を駆け抜ける風だけがヒンヤリしているという感じ。頭寒足熱といいますか、露天風呂に入ってるような感覚に近いので、かなり気持ちイイんです。

今回の移動は、当然オープン！まずは都内から中央高速をクルージング。いやがおうでも、移動の行程から旅気分が盛り上がります。走りなれている中央道の景色がなんだか違って見えたりして…。オープンカーって、やっぱり特別感を手軽に演出してくれる存在なんですよね～。

今回のフェアレディZロードスターはAT車ということもあり、気分的にガシガシ走るといった感じでもなく、また低回転域からのトルクもたっぷりあるので、エンジンにも心にも余裕を持ってクルージングできるのがいいところ。休日っぽい（って平日だけど）ドライブ気分を満喫していたら、あっという間に諏訪湖が見えてきました。