竹岡圭のドライブvol.6 夏だ！海だ！江ノ島だ？！(1/5)

キューブキュービックで水族館へ

しっかし、今年は暑いですよねぇ～。新しい気象用語「酷暑」なんてのが生まれるくらいですから、戦後最高の暑さも相当なもんです。「実は日本は温帯から亜熱帯になったんじゃないか説」というのは、前回お話しましたけど、もうひとつ亜熱帯説よりもうちょっと信憑性ありそうなものに「季節が一ヶ月くらい前倒しになっているんじゃないか説」っていうのがあります（まぁ私が勝手に作った説だけど）。

だって、東京の最高気温記録なんていうのが更新されたのも７月だったし、８月も確かに暑いけど、夜や曇りの日はずいぶんと過ごしやすくなったような気がしませんか？（ただ単に暑さに慣れただけだったりして？）仮にこの説が当たっていたとしたら、いまは従来でいうところの９月。ムチャクチャ暑いとされる残暑なわけであります。

というワケで、夏と言えばやっぱり海！我ながらなんて単純なんだぁ～！って叫びたくもなりますが、何を隠そう元マリンガール（ギャルじゃなくてガールなのがミソ）の私にとって、夏といえばやっぱり海なんですよ。

さて、夏＋海＋ドライブ＝音楽ときたら、その心はなんでしょう？ そうっ！サザンオールスターズですよねぇ。で、サザン×ドライブスポットと言えば？ はいっ！江ノ島です（あぁ寂しいひとりクイズ…）。

というわけで、なんだかんだ言い訳してみましたが、夏の定番、江ノ島に行くことにしてみちゃいました。

さぁてと、目的地が決まったところで、お次はクルマですよね。実は「夏の江ノ島！」って提案したのはいいけれど、よ～く考えたらというか考え付かなかった私がマヌケだったのですが、今は夏休み真っ盛り！これは渋滞は確実、空でも飛べない限り渋滞ってヤツはどうしても避けられそうにないわけですよ。ならば、そんなに遠くへ行くわけじゃナシ、足の速さはそこそこでいい。それよりも、いざという時の抜け道探検に備えたコンパクトカーがベスト。でも最悪、車中泊になったときのことも考えると（そこまで混まないっつーの）、ある程度荷物が積めて広いクルマがいい…。というわけで、ボクシィだから室内広々、３列目シートをパタンと倒してしまえば荷物がかなり積める、キューブキュービックをチョイスしたのであります。

このキューブキュービックは、キューブをちょっと長くした３列シートのプチバンなんですけど、３列目の背もたれは一対式なので、ヒモを引っ張るだけで即座にフラットスペースが出現する優れモノ。あくまでキューブをちょこっと長くしただけなので、３列目までフル乗車でも広々なんていうお世辞は言えませんが、荷物を積んで大人４人でお出かけ、というシチュエーションくらいなら、かなりバッチリ期待に応えてくれる１台なんですね。