竹岡圭のドライブvol.12 花の香りいっぱいの房総へ!(4/6)

  • 筆者: 竹岡 圭
  • カメラマン:原田淳

カモメにエサをあげつつ、30分の船旅

さてと!準備がバッチリ整ったところで、目的地を設定。今回は都内を出発して、ただ房総まで走っていくんじゃつまらないし、時間も掛かるというワケで、ナント横須賀の久里浜港からフェリーで対岸に渡るなんていうコースをセレクトしてみました。

フェリー乗り場で早速チェックイン? フェリーの料金って、クルマの長さで決まるんですね。車検証で確認してみると、全長4,170mmと、アルファは4mを超えていました。なので、ちょっとお高い3,490円也。でもね、実はJAFの会員証を提示すると、割引がきくんですよ。私は自動車競技ライセンスを持っているので、当然JAF会員。ここぞとばかり使わせていただきました。

さて、いよいよカーフェリーに乗り込みます。ちょっとドキドキだけど、係りの方がきちんと誘導してくださるので、意外とあっさり、簡単で拍子抜けしちゃうくらい。これなら、女の子でも心配ナシです。

では、約30分ののんびり船旅といきましょうか・・・、なんて思いつつ甲板へと上がっていくと、ふっふっふっ。見つけちゃいましたっ!「カモメのえさ」。ナント!船の上からカモメにエサをあげることができるんです。

これはやらないでどうするとばかり、早速売店でカモメのエサをゲット・・・と思ったら、「かっぱえびせん」ジャン。私のオヤツとカモメのオヤツは同じなのか・・・、とちょっと複雑な気持ちにもなってみたりして・・・。

気を取り直して、カモメを呼ぶ私。でも、近寄ってきそうで、なかなかこないんですよねぇ。かっぱえびせんを手に乗せて待っていても、待てど暮らせど食べにはこない。まぁホントに手から食べるとなると、カモメって意外と大きいからちょっと怖いかも・・・。食べにこないんなら、私が全部食べちゃうぞぉ~っとも思ったけれど、あまりに大人気ないので、できるだけ高く放り上げてみることにしました。ところが、カモメって空中キャッチとかはしないんですねぇ。海に落ちたところで、取り合って食べるという図が、延々と続くだけ・・・。う~んなかなか難しいなぁ。なんて、ふとあたりを見回すと、いつの間にやら目の前に富士山が出現。千葉県って、富士山がよく見えるところだったんですね。完全無欠の方向音痴の私にとっては、かなり意外だったりして・・・。

さて、カモメと遊んでいたら、船内でゆっくりくつろぐ暇もなく、あっという間に金谷港に到着。神奈川県~千葉県への旅はあっという間でした。千葉県に到着したら、まずは鋸山へと向かいます。ナニを隠そうこうみえても一応モータージャーナリストというお仕事を生業にしている私ですから、まずはDNA S.driveの性能が気になっていたというワケなんです。次世代スポーツタイヤですから、やっぱりワインディングは外せないですからね。

鋸山へ近づいてくると、ナビ画面に大仏さまがバーンと登場。スゴイ!観光スポットに近づくと、そのポイントを写真入りで紹介してくれる仕組みに意表を衝かれてビックリしたりして。と、前置きが長くなりましたが、いよいよS.driveのちょっぴりインプレなどしてみましょうか。このS.driveは、実はDNAGPの後継モデルに当たるといってもいいのですが、GPに比べると表面の当たりの尖がったゴツゴツ感がなくなって、乗り心地はマイルド。でも、グリップはかなり向上していて、粘り感のようなものが、ドライバーに伝わってきます。限界値はかなり上がっているといってよさそう。見事に乗り心地とグリップ性能を両立しているといった感じです。

ハンドリング性能的にも、限界付近をきちんとドライバーに伝えてくれるし、イヤな動きもしないので、安心してスポーツドライビングもどきを楽しむことができました。

残念ながら?今日も晴れオンナの私は、ウェット性能のインプレはできないけれど、まぁこれは仕方ないということで・・・。

ちなみにアルファ147も、コンパクトなボディがちょうど鋸山にピッタリだったという感じ。登場初期はかなりギクシャク感のあったセレスピードも、ずいぶんと洗練されてフィーリングが向上していました。さらにさすがは、アルファ。このエンジンサウンドは、もうたまらないっていう感じなんです。キーを捻っただけでワクワクとした気持ちがムクムクと盛り上がってくるような、そんな感じ。セレスピードのブリッピングの音も耳に心地いいったら・・・。

これもS.driveが、イヤな音を発しないから、余計楽しめるのかもしれませんね。

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竹岡 圭
筆者竹岡 圭

OLを経て、自動車専門誌を皮切りに、モータージャーナリスト活動を開始。国内外のレース、ラリーなど自らモータースポーツ活動に関わりながら、海外のモーターショーを精力的に回るなど、なにごとにも積極的に取り組んできた結果、近年は一般誌、女性誌、Web媒体、新聞、TV、ラジオなど、その活動はとても多彩なジャンルに広がっている。記事一覧を見る

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