広々とした充実空間! アウトドア好きは買うしかないダイハツ 新型軽SUV“タフト”を徹底解説!
- 筆者: 渡辺 陽一郎
2020年6月、ダイハツから新型軽SUVのタフトがデビューした。軽SUVとして大ヒットしたスズキ ハスラーに対抗するモデルだ。タフトならではの特徴、ライバルとの違いなどを国内外の新車を熟知するカーライフ・ジャーナリスト、渡辺 陽一郎氏が全4回に渡って徹底解説する。
シンプルで子育て中のママにも楽々使えるパッケージング
後席は十分な広さだが、スライド機能などはなくシンプルなつくり
全高1630mmと背の高い軽自動車とあって、ダイハツ タフトの車内は広い。前後席に座る乗員同士の間隔は900mmで、後席の前後方向の足元空間はLサイズセダン並みだ。
ただしシートアレンジは単純で、背もたれを前側に倒すだけ。前後方向のスライド機能は備わらない。
ちなみに現行ムーヴの発売は2014年と古いが、登場した時から後席に左右独立式スライド機能を装着していた。ムーヴの場合、後席を後端まで寄せた時の前後席に座る乗員同士の間隔は1030mmだから、900mmのタフトは130mm狭い。
直接のライバルとなるスズキ ハスラー(2019年12月末にフルモデルチェンジ)は、後席のスライド機能に加えて、背もたれを前側に倒すと座面も連動して下がる。床の低い大容量の荷室に変更できるが、タフトにはこの機能も備わらない。
アウトドアには必須な広々荷室も自由に作れる!
“フレキシブルボード”で荷室のアレンジは多彩
その代わり荷室に“フレキシブルボード”と呼ぶ板が装着され、最上段にセットして後席の背もたれを前側に倒すと平らな荷室が広がる。この時には荷室後端の下側をアンダーボックスとして使える。
またフレキシブルボードを低い位置にセットすると、背の高い荷物も積みやすい。さらにフレキシブルボードは立てかけて使うことも出来る。
荷室と後席の背面には汚れを落としやすい立体形状の加工も施され、屋外で使った遊びのグッズを気軽に積める。
[筆者:渡辺 陽一郎/撮影:ダイハツ工業]
次回エンジン&先進運転支援技術編は2020年6月18日(木)公開予定!
いかがでしたか。新しいダイハツ タフトの室内空間は、日常だけでなく週末の遊びにも存分に活用出来そうなこだわりの仕上がりぶりでしたね。
ダイハツ タフト 新型車解説、次回は徹底的に2種類のエンジンや先進の安全装備などについて詳しく解説する「エンジン&先進運転支援技術編」をお届けします。お楽しみに!
ダイハツ タフト 主要スペック比較表 | |||
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グレード名 | X | G | Gターボ |
全長×全幅×全高 | 3395mm×1475mm×1630mm | 3395mm×1475mm×1630mm | 3395mm×1475mm×1630mm |
ホイールベース | 2460mm | 2460mm | 2460mm |
駆動方式 | FF(2WD) フルタイム4WD(4WD) | FF(2WD) フルタイム4WD(4WD) | FF(2WD) フルタイム4WD(4WD) |
エンジン種類 | 水冷直列3気筒 12バルブDOHC インタークーラーターボ横置 | 水冷直列3気筒 12バルブDOHC横置 | 水冷直列3気筒 12バルブDOHC横置 |
総排気量 | 658cc | 658cc | 658cc |
トランスミッション | CVT | CVT | CVT |
価格 | 135万3000円(2WD) 147万9500円(4WD) | 148万5000円(2WD) 161万1500円(4WD) | 160万6000円(2WD) 173万2500円(4WD) |
※スペックはダイハツ社内測定値 。価格はいずれも消費税込み
新型タフト インテリアデザイン紹介【ダイハツ公式動画】
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