シトロエン C4 1.6VTR 試乗レポート(2/4)
- 筆者: 日下部 保雄
- カメラマン:原田 淳
デザインにもシトロエンの合理主義が見え隠れ
デザインはエクステリア、インテリア共に小変更が施された。
エクステリアは殆ど変らないが、バンパーの大型化で全長が伸びて5ドアでは35mm、VTRでは30mm長くなった。サイズは全長で5HBでは4,295mm(VTR4,305mm)、全幅1,775mmと日本でも大きすぎないサイズになっている。因みにホイールも変更されてより精密感が強まった。
シトロエンのインテリア素材の使い方は結構レベルが高いが,さらにパネル素材が変更になって心地よい内装になっている。C4特有の透過式センターメーターは内部レイアウトが変り、エンジンの回転計がステアリングコラムからセンターメーター内に移されてスッキリしたが個人的にはちょっと残念だ。
例によってステアリングのセンターパッドが固定されており、ここにオーディオなどのマルチファンクションスイッチが集約される。これも馴れないと妙な感じだが、シトロエンらしい合理主義がなせる技である。さらにVTRと1.6T(5HBターボ)にはほぼルーフ全面に渡るパノラミックガラスルーフが標準となり、オープンカーのような明るいキャビンを楽しめる。
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