BMW 新型Z4 M40i試乗|その走りはチャラくない。BMWの基本を備えた優れたスポーツカー(2/4)

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現代のBMWデザインへと進化した内外装

まずはエクステリアだ。

初代、2代目からの進化は言わずもがなだが、他のBMWラインナップともまた大きく趣きを変えているのが面白い。昔からZ4はラインナップの中でも個性的なルックスをしていたけれど、ライト周りなんかは特にそう、小ぶりなユニットがボディーの両端に大胆に振り分けられて配置され、離れ目的な手法を採っている。キドニーグリルまではごくシンプルに作られているけど、ロワーグリルに空力を想わせる立体的なエアインテークを配置して視覚的にもボリュームを下に持ってきた。これにより、実寸以上のワイド&ロー感を備えている。

アイコンであるキドニーグリルもZ4なりの解釈がなされていて、いやはやほんとに個性的だ。リアはやや腰高だけど、肉厚感・ボリューム感は上手に抑えられていてスタイリッシュ。そう、全体的に抑揚を抑えた、かなりシンプルなライン構成で仕上げらているようなイメージである。

内装はいかにもBMW!な、シンプルで剛健なお馴染みのモノ。同社の横長タイプのナビを備えたモデルを一度でも経験した人なら、ゆきずりでも使いこなせること間違いなしだ。

2シーターだから、室内空間にはさほど余裕があるわけじゃない。両シートとも、ドライビングポジションを取ったらシートの後ろに荷物を入れる隙間すら見当たらないくらい。

センターコンソールにはグローブボックスほどの物入れがあるけれど、これも文字通りの小物入れに留まりそう。ラゲッジもちろん、ルーフの収納分小さくなっているので、そのへんは注意してほしい。

ただ、カップルディスタンスに窮屈感を感じることがないのは、シート自体の設計がサイドサポートのしっかり立ったスポーティーなものだからだ。パーソナルスペースをしっかりと確保してくれているのはさすが、ヨーロピアン・スポーツだ。

BMW/Z4
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新車価格:
814万円984万円
中古価格:
51.1万円825.5万円

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今井 優杏
筆者今井 優杏

自動車ジャーナリストとして、新車や乗用車に関する記事を自動車専門誌、WEBメディア、一般ファッション誌などに寄稿しながら、サーキットやイベント会場ではモータースポーツMCとしてマイクを握り、自動車/ モータースポーツの楽しさ・素晴らしさを伝える活動を精力的に行う。近年、大型自動二輪免許を取得後、自動二輪雑誌に寄稿するなど活動の場を自動二輪にも拡げている。AJAJ・日本自動車ジャーナリスト協会会員。記事一覧を見る

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